ワイン

ボルゲリ合同試飲会

本日は新年最初の試飲商談会に出かけて参りました。

本日の試飲会はちょっと変わった志向でボルゲリワインのみを集めた物。

その名も『イタリア・ボルゲリワイン合同試飲会@TOKYO2008』

インポーター6社が合同で出展し、各生産者達も来場しているもので、「まだこんな時期に人あまり来ないでガラガラだろう」と思って行ってみるともの凄い大盛況で、身動きできない状態。

デジカメ持ってったのに一枚も写真撮れんかったし・・・生産者とも話するどころじゃないし・・・イタリアワインの初詣かここは?という感じでした。

出品されていたワインは18種だけなので20分ほどで全てのワインをテイスティングしてしまいましたが、全体を通して感じたことはボルゲリもだいぶ変わったなという印象。

ボルゲリといえばイタリアが世界に誇る高級ワイン産地であり、サッシカイアやオルネライア等の成功により名声を高めたトスカーナの生産地。

以前のボルゲリは力強さ、パワー、果実味、インパクトを重視し、キャンティクラシコの枠を超えたワインか、トスカーナにおけるカベルネやメルローといったフランス系品種のボルドー系ワインが主体であり、ワインもボルドーに追いつけ追い越せといった印象がありました。

しかしながら近年のボルゲリを見ていると決して力強さに頼らず、果実味たっぷりながらも優しく優雅で飲みやすいワインが圧倒的に増加しているように感じます。

しかしそれが、一貫して感じられるため、これがボルゲリの確立されたテロワールなのかも知れません。

以前のイメージで飲むと何か物足りなさを感じてしまうかも知れませんが、この優しくも内に秘めた真の豊かさが現れたテロワールは非常に心地よく好感の持てる物。

今回、出品されていた中ではやはり当店でも取り扱っている『ポデーレ・サパイオ Podere Sapaio』が一番良かったかな?

価格も均整が取れていて優しくも力強い、哲学者的なマッシモ氏の緻密な計算に基づいた素晴らしいワインですね。

他にも素晴らしいワインはたくさんありましたが、ボルゲリの欠点はちょっと高い・・・

たまにしか飲めないかな。

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こいつはやばいぞ!本家を超えるニューワールド

何か流れで一気にピノノワール三昧となってしまっている上に私の主張があっち行ったりこっち行ったりで優柔不断かと思われそうですが、一応は全て勝手な信念ですのであしからず。

今回はオーストラリアのピノノワールとシャルドネ!

造り手はあの「チョーカーズ・クロッシング」!って誰も知らないですよねこんなマイナーな生産者。

南オーストラリア州・ヒルトップスヒルズ地区で造られるワインですが、これが凄いんですよ本当に!

このワインと出会ったのはもう2年ほど前ですが、その時に感じたのはまさに伝統的なブルゴーニュ!

シャルドネも古典的ですが、ピノノワールには獣臭さやキノコ臭、腐葉土などの熟成香もあり、その素晴らしさで当店でも細々と販売していました。

それが先日インポーターの試飲会でこのワインが出ていたので「このワイン評判良いでしょ?」と聞くと「それが評判最悪で良いって言ってくれたのヤマザキヤさんともう一軒だけですよ」との事。

周りを見てみるとどうも評価本やワインの「濃さ」だけに惑わされている方が多く、こういった繊細なワインは評価されていないよう・・・

最近は良くあることですが、ソムリエさんでも自分の判断より評価本の評価の高さ、味うぃあの構成より濃さとインパクトを求める傾向が多く、秀逸なワインが見逃されているだけでなく、過小評価されていることがよくあります。

インポーターさんもこのワインを止めようか迷っていると言っていたのでそれは困ると当店でドカ買い!

隣の焼肉屋「房(ばん)」さんでもグラスワインで提供していただいていますが、その評判は想像以上のもの。

房さんにはワイン好きが集まるので、これは正しい評価だと思いますし、私が個人的に普段ワインを飲まない人に飲ませても「美味しい」との声を多くいただいているので、やはりこのワインは素晴らしいのだと思います。

こんなによいワインなのにプロの人々がわからないなんて何て事でしょ・・・

でも、誰にも知られていない生産者だからこそ、こんなに凄い味わいが何と1,000円台で楽しめちゃいます!

ブルゴーニュだったら4,000円はしてもよいでしょうに。

近々、ラ・ピッコラ・ターヴォラでもグラスサービスする予定ですので一度、お試し下さい!

Chalkers 何だかピノ続きになってしまいましたが、忘年会も多いこの時期、重いワインに疲れたらピノを飲んでホッとしてみては?

私も一気にブログを書いて疲れたので、帰ってピノ飲もうっと!

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最近のお気に入りブルゴーニュ、ルシアン・ミュザール

何だよ!伝統的とかニューワールド化はダメとか言ってかなり濃いピノノワールじゃん!とお叱りの声が聞こえてきそうですが、最近私が気に入っている生産者にサントネイのルシアン・ミュザールがいます。

結構、黒い感じも入った「最近」のピノノワールといった印象がありますが、これは伝統的なブルゴーニュワインの基本があってこその姿だと勝手に感じています。

伝統を守ることも大切ですが、進化も大切、両方のバランスが取れていることが重要ですのね!

Muzard 大好評をいただいているクロ・ド・タヴァンヌ’05が残りわずかとなり、マラディエール’05が入荷しています。

同じく1erCru(一級畑)ですが、個性の違いがおもしろいので、是非飲み比べを!

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怪獣じゃないよ!ビオだよ!ボルクドドン!

以前にもブログで紹介したイタリアビオディナミ界の新星・ボルクドドンが入荷してきました!

開栓したてのいわゆるビオ臭が苦手で、取扱いを躊躇していましたが、やはり美味しいものは美味しいので取扱いを決定!

オーナーのデニス・モンターナー氏の優しい人柄が全面に出た優しい味わいの自然派ワインは知っていて損はないですよ!

Dodon 以前のボルクドドン記事:http://yamazakiya.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/post_c592.html

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わかる人にはわかるスーパースパニッシュ!

う~ん、最近は体も弱ってきているせいかピノノワールが旨い!

でも、力がみなぎっているときにはやはり力強いワインが飲みたい。

でも、ボルドーやトスカーナは今は高くって・・・

何て思っている今日この頃ですが、スペインははやりまだまだ凄いね!

ガッツリ重ため香りも味わいも複雑ながら優雅なボディのワインがまだまだ溢れています。

まだ、価格が手頃な今の時期には絶対に狙い目!

Premium 写真の他にもわかる人にはわかる凄いワインが入荷していますよ。

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国産ワインの未来に向かって

こちらも以前に御紹介しましたが、ワインの大手メルシャンが造り上げる国産ワインが入荷してきました!

メルシャンというと最近では酎ハイのイメージが強かったり、どうせ大手が作った安物の甘いワインでしょ?何て事を言われてしまうことが多いのですが、それは大きな間違いで、こんなに良いワインを飲まないなんて本当にもったいない。

これを飲まずして日本のワインを語る無かれ、メルシャンは大きなワイナリーのイメージがありますが、実は結構、小さな所帯のワイナリーで、近隣の小さなイメージのワイナリーよりもずっと規模は小さいのです。

現在、醸造家を務める安蔵さんは本場ボルドーでも一目置かれる技巧派の醸造家であり、その腕は素晴らしいもの。

メルシャンは資金面でしっかりとしているために原料葡萄の栽培にも設備にも大きなコストを掛けることができ、安蔵さんの素晴らしい技術が加わるのだから出来上がるワインは悪いはずありません。

百聞は一見に如かず、是非、一度は口にしてみて下さい。

先日も新鶴シャルドネをワイン関係の方に飲ませたところ、倍以上の価格を想定してくれました。

それだけクオリティは高いですよ!

Me 以前のメルシャンワイン記事:http://yamazakiya.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_af6e.html

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これぞブルゴーニュの真髄!

以前にもこのブログで御紹介したブルゴーニュの生産者ルモワスネが入荷してきました!

Bourgogne 昨日も開けてみましたが、やはり凄い!

ブルゴーニュA.Cレンジにも関わらず95年ヴィンテージで12年の時を経た今でも若々しく、欲を言えば後2~5年後に飲んだ方がベストな感じ。

ニューワールド化したピノノワールが多い中、この存在は貴重です!

今回は6アイテムが入荷中!

以前のルモワスネ記事:http://yamazakiya.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post_a2df.html

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ガブ飲みワインキング選出!

先日、雑誌dancyu(ダンチュウ)2007年12月号「ガブ飲みワイン」特集が気になって購入してみたところ当店取扱いのハラモワインが何ページにも渡り紹介されていました。

紹介されていたのは「ハラモ ヴィンテージ甲州シュール・リー2006」

Surlie 造り手はご存じ、勝沼ワインのニューリーダーである原茂ワイナリーの古屋真太郎さん。

当店もここ数年、ワインの出来映えを見てきましたが、素晴らしく急成長しており、9月より取扱いを始めたばかりです。

甲州シュールリーは私も大好きなワイン。

dancyuの紹介記事によると

『旨味たっぷりの、日本の甲州。カップルで鍋料理にも』

『これぞガブ飲みキング!と大絶賛された日本の甲州』

『ナチュラルな旨味が喉を滑る快感!』

『唾液がじわっと出る。一杯目にもいいし、豚しゃぶなどにも合うはず』

『ミネラルを含んだ旨味がたっぷり』

『魚もいいけど、肉と飲みたい』

『カップルで鍋を囲むときにもいい

と専門家達も大絶賛!

私の個人的な意見では繊細で奥の深い旨味の部分がポイントのワインなので、キンキンに冷やしてがぶ飲みというのはちょっともったいない気もしますが、楽しみ方は人それぞれ。

自分に合った美味しい楽しみ方を見つけてみてくださいね。

11月に入ってからは当店経営の「薪窯焼きナポリピッツァと本格イタリア料理の店 ラ・ピッコラ・ターヴォラ」でもグラスワインにてお楽しみ頂いており、ピザにもよく合うと大好評です!

永福町でイタリア料理と甲州ワインのマリアージュを楽しんでみませんか?

山梨県甲州市勝沼町 原茂園(原茂ワイナリー)「ハラモワイン」販売&御紹介ページ:http://yamazakiya.biz/haramo.html

原茂ワイン訪問記:http://yamazakiya.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_6bdb.html

ちなみに同じ勝沼にある「国産ワインの神様」大村春夫氏が醸す「ルバイヤート 甲州シュールリー2006」も同特集で大絶賛されていましたね。

記事の画像をブログで御紹介したかったのですが、スキャナーが壊れてしまいました。

更にホームページもプラグインの不調で新商品の更新ができません。

年末の忙しい時期になってくると機械系が故障の連続となるのは何でなんでしょうかね?

早めに復旧したいと思います。

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買っちゃった・・・

以前に那須ワインの醸造家である渡邊さんに今のボルドーで凄いと思うワインて何だと思います?と聞いたことがあるのですが、その時に帰ってきた答えが「マロジャリア」。

私はこのワインの名を聞いたことが無かったのですが、調べてみると渡邊さんの師であるあのテュヌヴァンさんとかのミッシェルローランのプロジェクトでマルゴーで1999年より造られているワイン。

変わったワイン名は「マルゴー」をラテン読みしているそうです。

資料を読むだけで何か凄そう・・・飲みたいとずっと思っていたのですが、渡邊さんにも「日本で手に入れるのは難しいと思うよ。現地でもほとんどないし」と言われていましたが、お付き合いのある問屋さんでストックを見つけてしまったのです。

衝動に駆られて2000年ヴィンテージを即購入。

状態も非常に良く、市場価格25,000円。

遂に憧れのワインを購入したものの最低でも3~5年以上は寝かせて置いた方が良いはずですからすぐには飲むことが出来ません。ワインセラーで眠っていただきます。

このワインを手にしたときはワクワクドキドキでしたが、後で財布を覗いてみると・・・寂しいものですね。

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ボージョレヌーヴォー2007年解禁!

今日はニュースでも流れているとおりボージョレヌーヴォーの解禁日!

私も今日テイスティングしましたが、現地ボージョレ委員会からのレポートメール通り、クラシカルでボージョレらしさがよく出た良いヴィンテージだと感じました。

今年の当店のラインナップは大手大量生産メーカーの商品は取り揃えていません。

本日のニュースでも流れているとおり、大手生産者の物は販売数量ばかりを追い求めコンビニやスーパーで乱売したあげくに近年は毎年(当然のことながら)在庫の山。

とにかく数だけを販売したいという考えでワインの知識もない場所にどんどんとばらまいたのだから当然の結果だと思いますし、ボージョレのイメージを下げてしまったのではないかと思います。

当店では以前から小さな生真面目な生産者を多く扱ってきましたが、今年からは大手メーカーの商品は一切取扱いを止め、毎年、信頼できるヌーヴォーだけを取り扱っています。

これが「本当のボージョレヌーヴォーの魅力」といえるワイン達を今週末に楽しんでみませんか?

今年のラインナップは全6種類。

自然派生産者が中心で、例年より価格はちょっと高めですが、それだけに納得できる味わいの物ばかりです。

(入荷商品)※価格は全て税込

『自然ワインの大御所』
-ビオディナミ(バイオダイナミクス農法)-
生産者:マルセル・ラピエール
ワイン名:ボージョレヌーヴォ
750ml ¥3,880 ●残りわずか
※マルセル・ラピエールは補糖なし、天然酵母発酵、除草剤不使用完全有機栽培、酸化防止剤無添加、無濾過による自然なワイン造りで数々の大物自然派生産者達の多くも「師」と仰ぐ巨匠であり、生産量も少ないワインは入手困難なもの。
今回のヌーヴォーも予約数がかなり限られた中での入荷となります。
上品なイチゴジャムのような香りの真のボージョレです。

『究極のヌーヴォー』
-ビオディナミ(バイオダイナミクス農法)-
生産者:マルセル・ラピエール
ワイン名:ボージョレヌーヴォー キュヴェ・ジュール
750ml ¥6,800 ●残り1本
※上記の「自然派ワインの大御所」ラピエールが、満を持して今年初めて特別に造られた究極のヌーボー。
ラピエールがビオデナミの偉大な父、ジュール・ショヴェ氏への追悼の意を表して造られました。 キュヴェ・ジュールの葡萄はボジョレでも最良の区画の一つ「ジャスロン」に第一次世界大戦後に植えられた古樹からのものです。
ワインは発酵の最終段階に、シャトー・カンボンの屋外に置かれたバリックに移されます。冷たい外気の中で発酵を続けることにより、酒石は自然に沈殿し、赤果実のきめ細かいアロマがはっきりとしてきます。
味わいはまさに繊細で、後味はいつまでも口の中に残ります。

『ボージョレの頂点から伝説へ』
-ビオディナミ(バイオダイナミクス農法)-
生産者:ドメーヌ・デュ・ヴィスー
ワイン名:ボージョレ・ヴィラージュ・プリムール キュヴェ・ヴィエイユ・ヴィーニュ
750ml ¥3,880
※フランス主要ワインガイド3誌すべてがボージョレNO.1にランキング。中でも仏最高評価誌ル・クラスマンでは「もはや肩を並べるワインは存在しない」とボージョレで唯一2つ星評価。樹齢85年もの古木を無農薬栽培し極端な低収量で、この地では最も収穫が遅く葡萄はこれ以上なく完熟。無補糖、天然酵母発酵によりSO2の添加も最小限に抑えた最高評価の自然派ボージョレです。
生産数3,600本の限られた者だけが口にできる最高峰のヌーヴォーは大注目ですよ!

『世界一重厚なプリムール』
-リュット・レゾネ(低農薬栽培)-
生産者:ドメーヌ・デ・デュック
ワイン名:ボージョレ・プリムール キュヴェ・ヴィエイユ・ヴィーニュ
750ml ¥4,500
※デュック家のサンタムールを世界最優秀ソムリエ、ジャン=リュック・プトーがブルゴーニュ高級ワインの代表格ニュイ・サン・ジョルジュと間違えたことはあまりにも有名な話。
樹齢50以上の古木からリュット・レゾネ(低農薬栽培)で栽培された葡萄は一本の樹に8~10房と超低収量。
そこから生まれるボージョレは頑強な骨組み、重厚壮麗な迫力と豊かな肉付きの中には軽さは微塵も感じさせない。わずか3,600本生産の史上最も重厚なヌーヴォーです!

『人気ナンバーワン生産者の最上級品』
-樹齢100年以上の古樹の葡萄より-
生産者:ルイ・テット
ワイン名:ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー キュヴェ・サントネール
750ml ¥3,720
※この生産者は大きな規模だが、毎年信頼のおける品質で納得いくもの。
ルイテットといえばヌーヴォーの解禁日に各地で開催されるパーティーや試飲会で毎年人気ナンバーワンに輝いている人気・実力ともに揃った生産者。
中でもこのワインは特別なもので広大な畑の中で最も良い条件の揃った区画に鎮座する何と樹齢100~110年の樹より造られています。
この貴重な古木は一本の樹に1~2房しか実を付けないために造られるワインは本当に極わずか。
一世紀という長き時の流れを経たからこそ生み出すことのできる複雑な凝縮感とエレガントさは素晴らしいです!

『ボージョレコンクールNO.1チャンピオン』
-ビオディナミ(バイオダイナミクス農法)-
生産者:ドメーヌ・シャサーニュ
ワイン名:ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー
750ml ¥3,500 ●残りわずか
※小さな生産者ですがヴィラージュクラスで最高の条件が揃ったランティニエ村に位置し、2002年のボージョレヴィラージュのコンクールで何と800本の中から見事、一位を獲得し一躍、その名を知られるようになりました。栽培は本物のビオディナミで自然界に存在しない物は一切使用しない。
害虫対策には天敵の蜘蛛を畑に放ち、畑も自然のままに草が生えています。ヌーヴォーとは思えぬ濃い色合いで、たっぷりとした果実味の中に風格、エレガントさ、ボリュームが感じられ数ランク上の味わいを楽しませてくれます。

以上のようなヌーヴォーが入荷しておりますが、彼等は本当にレベルの高い生産者ばかり。

酒質的にもヌーヴォーながらも葡萄のポテンシャルが高いため頑強で熟成に耐えることも出来るためにお正月やお花見まで熟成させておいて楽しむこともおすすめです!

ワインセラーをお持ちでしたら来年の解禁日に飲んでみるのも非常におもしろいですよ!

★この時期にしか楽しむことの出来ないボージョレヌーヴォー限定チーズも御用意しておりますので、合わせて是非、お楽しみ下さい。

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今年も来るのね、ボージョレヌーヴォー解禁!

明日はいよいよボージョレヌーヴォーの解禁日!!

毎年、この時期になるとすでにお歳暮、クリスマス、お正月、バレンタインの計画に追われて、目の前のヌーヴォーの用意が間に合わない・・・

各商品の御紹介をしたいのですが、これからポップを作ったりと準備なのでとりあえずは無事入荷のお知らせまで。

当店に入荷した今年のボージョレヌーヴォーは計6種類。

どれも私が好きな生産者達ばかりでボージョレの誇る生産者達だと思います。

すでに予約完売直前のものもあるので、明日の解禁日にはお早めにご来店を!

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イタリア最高峰のワインといえば?

「イタリア最高峰のワインは何ですか?」

この問いに対して少しでもワインをかじっている人の多くが「サッシカイア」と「オルネライア」と答えるのではないでしょうか?

イタリアには古くから「バローロ」「ブルネッロ」「タウラージ」など伝統的に品質が高く、そして高価なワインがイタリア最高峰として君臨してきましたが、1970年代以降、カベルネソーヴィニヨンを中心にフランス系葡萄を使用した「サッシカイア」を始めとした秀逸なワインの出現により、イタリアのワイン事情は大きく変わっていきました。

特にキャンティクラシコのあるトスカーナ地方のボルゲリ地区は「サッシカイア」の出現により、その潜在能力が大きく注目され、D.O.CやD.O.C.G格付けを持たずとも素晴らしい世界最高水準のワインが次々と生み出され、「スーパー・ヴィーノ・ダ・ターヴォラ」「スーペル(スーパー)・トスカーナ(タスカン)」などと呼ばれ世界中のワインマニアがこぞって買いあさっていく状況になりました。

そしてついにはボルゲリD.O.Cという新しい格付けが誕生しました。

しかしながら伝統的なD.O.CやD.O.C.G格付け生産者達からすればフランス系葡萄品種に頼った生産者達を認めたくなかったに違いません。

でも、私が思うにすでにボルゲリのスタイルはイタリアの物になったと言って過言ではないし、イタリア人が誇るべき物だと考えています。

なぜなら私自身、ワインを勉強し始めた頃には日本にはあまり良いイタリアワインがあまりない時代で、キャンティとソアヴェも名前だけの安ワインばかり。

一般消費者からすれば「イタリア=安物」でした。

そしてバローロやブルネッロに関してはやはり高い。

でも、高いだけのワインというイメージが強かったように思います。

しかし、私はある時、あるキャンティクラシコの生産者が造ったカベルネソーヴィニヨンを飲んで開眼しました。

「イタリアでもこんなにすごいワインできるんだ・・・」

そこからイタリアワインに興味を持ち始め、今ではイタリアンレストランも経営し、当店のワインの品揃えもイタリアの比重が高くなってしまいました。

私のようにいわゆる「スーパー・タスカン」を口にしてイメージをガラッと変えた人は多いと思います。

つまりはイタリアワインの場合、伝統的な生産者よりも比較的新しい生産者のお陰で興味を持った人が多いと思います。

これは結局の所、イタリアの伝統に目を向かせることにつながっており、好ましい結果だったのではないでしょうか?

長々とボルゲリについてお話ししてきましたが、そのボルゲリの頂点といえば今も昔も変わらず誰もが答えるのが「サッシカイア」。

しかし、これはあくまで個人的な見解ですが、「サッシカイア」を毎ヴィンテージ飲んでいくと残念なことに最近のヴィンテージはあまりよいと感じたことがありません。

以前のようなハーブと濃密な果実のニュアンスが入り混じる力強い味わいにエレガントでうっとりとするような美しさが感じられないのです。

そして何よりも希薄に感じてしまい価格を考えるとその品質は納得できる物では無くなってしまったように感じています。

ですから、当店では1997年ヴィンテージ以降は販売を止めてしまいました。

特に2000年以降は個人的に飲んではいますが、価格を考えると販売はしたくない・・・私は好きなワインですので、どうにか復活を願っているところなのです。

あくまで個人的な意見ですのであしからず。

「サッシカイア」に対してこういった思いが募る一方、安定していつ飲んでもさすがと思わせてくれるのが「オルネライア」。

ボルゲリの双頭として君臨する「サッシカイア」と「オルネライア」ですが、品質と価格のバランスから見れば、近年は間違いなく「オルネライア」に軍配が挙がるのではないでしょうか?

「オルネライア」はイタリアの最上位生産者アンティノリが設立したワイナリーですが、現在は同じくトスカーナの名醸であるフレスコバルディとカリフォルニアの巨星ロバートモンダビの共同所有となっており、その妥協無きこだわりと経験により揺るぎない地位を築き、安定した品質を守り続けているのです。

価格も近年のヴィンテージでは2万円を切る位なので品質を見れば妥当かと感じます。

しかしながら私達庶民がおいそれと口にできる価格ではありません。

そこで御紹介したいのがこのワイン。

P1010499 レ・セッレ・ヌオーヴェ2005年
Le Serre Nuove Bolgheri D.O.C'05
750ml \6,090(メーカー希望小売¥7,350)

これはオルネライアのセカンドワイン。

官能検査で「オルネライア」としてのポテンシャルを持てなかったものを瓶詰めしています。

醸造法はオルネライアと同じで瓶熟成の長さが最も大きな違い。

葡萄品種の構成はメルローの使用量が少し多くなっており、若い状態でも早くから楽しめるワインとなっています。

何と言ってもこのワインの魅力はその価格!

ファーストの「オルネライア」に比べてその価格は3分の1以下なのですからこれは嬉しいですよね!

ちょっと贅沢してイタリア最高の片鱗に触れてみませんか?

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今年の冬はジョンとヨーコの思いを胸にワインを・・・

クリスマスや大切な日に飲んでいただきたいワインが入荷してきました。

Imagine_laber (イタリア トスカーナ州)
”カーサヌーヴォ ニッタルディ”キャンティクラシコ2005年
Casanuova di Nittardi Chianti Classico 2005
<25周年記念アートラベル>
750ml ¥4,800

『ニッタルディ』といえばキャンティクラシコの巨匠の一人。

数ある生産者の中でもトップクラスの品質と実力でお馴染みです。

中でも”カーサヌーヴォ ニッタルディ”は毎年、世界を代表する画家達がエチケット(ラベル)を描き中身のワインも素晴らしい物でマニア垂涎の品。

イタリア版シャトー・ムートン・ロートシルトといって良いと思います。

今年は”カーサヌーヴォ ニッタルディ”のリリース25周年という事で、選ばれた画家はオノ・ヨーコさん。

言わずと知れた故ジョン・レノンの奥様が、ジョンの代表作「イマジン」をイメージして書き上げた美しくも優しいエチケット。

不穏な状況が続いてしまっている世界情勢・・・

悲しい現実が多発している世の中・・・

肌で感じる自然の変化・・・

人間達の優しさはどこへ行ってしまったのか・・・

今年の冬はイマジンを聞きながら家族でこのワインを囲み『世界』を見つめてみませんか?

<以下はインポーターの資料より転写>

オノ・ヨーコがジョン・レノンの詩 Imagine からインスピレーションを受け、リメイクした
アート・ラベルが、パワフルなキャンティで定評のあるファットリア・ニッタルディのボトルを彩るこ
とになった! ラベルを見れば一目瞭然、そこには「Imagine You」の文字が描かれている。
1980 年12 月8 日、ヨーコの目の前で射殺され、無念の死を遂げた亡き夫、ジョン・レノ
ンが平和を祈って綴った詩、“Imagine”のスピリットが脈々と流れていることが感じられる。
1981 年より毎年限定でリリースされているアートラベルは今までホルスト・ヤンセン、ロバート・
コンバス、ジュリアーノ・ゲッリ、と何れも超一流アーティスト達が手掛けている。オーナー フェ
ムフェルトは就任四半世紀の集大成となる<25 周年記念アートラベル> のデザインを、世
界で最も有名な女性アーティストであり、世界で最も有名な未亡人、そして平和運動の
イコンであるオノ・ヨーコに依頼!ヨーコがニッタルディのキャンティ・クラッシコとオリーヴ・オイ
ルの愛飲者であること、海外にも多くのファンがいる彼女の個展をアート・エディターの顔も持
つフェムフェルトが手がけてきた縁もあり、ビジネスを越えた交流からこの伝説のImagine ラベ
ルが生まれたのだ。世界初の様々な異なる色のラベルでリリースされる当アイテムは既に本
国イタリアのみならずヨーロッパ、アメリカで大きな話題を呼んでおり、全世界の愛好家、コレ
クター垂涎の一品となること間違いなし!! 美とワインを愉しむ日本の皆様のためにこの
限定Imagine ボトルを日本では唯一弊社が提供致します。

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自然派ワインについて

まだブームなのか微妙に感じるところですが、今月は俗に言う「自然派ワイン」の試飲会が多く開かれるような気がしています。

当店は「酒屋」でありながら、「自然食品店」でもあるためにヤマザキヤで扱っているワインは「自然派ワイン」だろうと考え来店される方も多くいらっしゃいます。

当店には確かに「ビオ・ワイン」や「無添加ワイン」と呼ばれている商品も取り扱ってはいます。

しかし、私自身は当店で取り扱うワインについて「オーガニック栽培」だからとか「無添加」だからという商品選びはしておらず、結論から言うと「自然派ワイン」へのこだわりは全くありません。

そこでお客様からは「何で自然食品扱っているのに自然派ワインには興味ないの?」とよく聞かれるので、私の見解をお話ししたいと思います。

まず最初に断っておきますが、私は「自然派ワイン」なるものを否定も肯定もしませんし、逆に否定も肯定もします。

もちろん、人が口にする物ですから安全であれば安全である程良いし、できれば原料となる葡萄も無農薬有機栽培が理想的ですし、SO2(酸化防止剤)の添加もしない方が良いと思っています。

しかし、「オーガニック」「無添加」という謳い文句や理想だけを追求するがあまり、ワインの本質を忘れてしまった生産者が増えてしまったような気がします。

彼等のほとんどは「売れる」ために商業的にいわゆる「自然派ワイン」を造っている生産者達であり、「ワインの質」よりも「ワインが出来る工程」をアピールする方が優先的で、世には「自然派ワイン」を謳った何ともお粗末なワインが数多く見受けられます。

小売店や飲食店の多くはこういったワインをいかにも良い物の様に販売し、マスコミにも持ち上げられ、一般消費者の方々は「自然派ワインてこういうものなのね」と納得してしまっている気がします。

こういった商業的な「自然派ワイン」を謳うものが多くなる一方で、『本当に美味しい自然派ワイン』を造る素晴らしい生産者達まで同じカテゴリーで捉えられてしまうのは耐え難い事実。

私がワインを選ぶ際に最も重視するのは「品質」。

「品質」が良ければ「自然派」であろうが何だろうが関係ありません。

これはワインだけに言えることではなく、日本酒でも食品でも言えることですが、そもそも、「良い品質」のものを造る生産者というのは必然的に『安全』で『健康的』な原料を使い、卓越した技術で丁寧に造っている物で、そのことはワインを飲んでみればストレートにわかりますし、彼等と話してみれば皆、それぞれにこだわりがあります。

葡萄栽培で言えば「オーガニック栽培した葡萄からワインを造りたい」ではなく、「良いワインを造るためには結果、オーガニック栽培が良かった」ということであり、

亜硫酸塩(酸化防止剤)で言えば「添加しないで造りたい」のではなく、「添加しないで良い状況の良いワインができた」のです。

詳しく書いていくとかなりの長文になってしまうので、ここでは省きますが、これらには逆の考えの生産者もあり、地理・気候条件も多く関わる中、「オーガニック栽培よりも適度な農薬や肥料を使用し、亜硫酸塩(酸化防止剤)を添加した方が良いワインが出来る」という考えの生産者も多くいます。

しかし、両者とも「品質の高い」卓越した生産者ならば「安全性」や「健康面」から見た差はほとんどないと考えています。

あるとすればわずかに計測されるか、もしくは計測不能なことも多いと言われる「農薬」や「亜硫酸塩(酸化防止剤)」の数値の差でしょうか?

個人的な意見ではこの数値の差は何の意味があるのか理解できません。

そもそも、無添加で造られたワインにも亜硫酸塩(SO2)は葡萄からの自然発生により含まれており、一般的なワインとの含有量との差は極わずかであることを知らずに飲まれている方も多いようです。

ここでもう一度断っておきますが、「自然派生産者」でなくとも良い生産者達というのは健康的な葡萄づくりをし、亜硫酸塩(酸化防止剤)の添加についても基準で定められたよりも驚くほど低く、極力抑えて使用されています。

私がここ数年の「自然派」ブームで気になるのはマスコミのいかにも「自然派ワインは健康に良く、美味しい」という記事。

一般誌の内容を読んでみるとビオ・ディナミ(生体力学)だろうが、ビオ・ロジック(有機農法)の生産者でも、全て「自然派ワイン」「ビオ・ワイン」「オーガニックワイン」「無添加ワイン」などと一緒くたにしてしまい、ワイン専門誌を除けば、詳しい違いなどを説明している物はほとんどありません。

そして、最も問題なのはこれらと「無添加ワイン」が混同されていること。

「無添加ワイン」といわれるものはその名の通り、酸化防止剤無添加でつくられたワインのことですが、「自然派(もしくはビオ)ワインを下さい。」とお店に来た方と話していると「自然派ワイン」の類はすべて「無添加」と思いこんでいる人が多く、更には一切農薬は使用していないと思いこんでいるようです。
そして、「無添加ワイン」を求める方は原料葡萄がオーガニックであると思う人も多い。

「自然派ワイン」を一言で言えば「自然になるべく近づけたワイン」と言えることができると思います。そして、それが意味することは「農薬」や「酸化防止剤」を全くしようしていないわけではないと言うことです。

しかし、以前にビオディナミの生産者と話していたのですが、彼は「自然というけどワインって葡萄栽培から人間の手による物なんだからそもそも自然なワインなんて無いんだよね。あるとすれば猿酒だよね。僕自身が自然派って言われているのに自分が一番その意味がわからないや」と笑っていました。

という事で私が「自然派」にこだわりがないこと、否定も肯定もしない意味がおわかりいただけましたでしょうか?

しかしながら一点だけ私が「自然派ワイン」の苦手な部分があります。

それは「還元臭」。

これは「臭」と付くだけあって良いものではなく、自然派ワインの多くに見られ、硫黄のような臭いで、私は大の苦手。

しかし、すべての「自然派ワイン」に出るわけではなく全くないものもあります。

この臭いはワインを醸造する際には必ず発生する物で、通常は発酵が終わると消えてしまう物なのですが、醸造過程もしくは瓶詰め時での亜硫酸塩(酸化防止剤)添加のタイミングや量の違い、そして熟成過程において完成されたワインでも発生することがあります。

また、人によってはビオディナミの生産者達が畑に使用するプレパラート(調合液)に加える硫黄に由来するのではないかという意見もある。

とにもかくにも個人的には特にビオディナミのワインにはとりわけ多く感じられます。

私がこの臭いを苦手なのもありますが、こういったワインは飲むのにはちょっとしたコツが必要であるために私の店では取り扱わないのが現状です。

しかし、最近では何を間違えたのかこの「還元臭」をプラスの要因としての「香り」と捉える意見もあるようで、私には全く理解が出来ません。

確かに経験上、イタリアの田舎で手づくりされたワインなどは造られたワインに硫黄を固まりのまま入れているところも多く、その土地の人達にとってはこの臭いがなければワインじゃないという人もいます。

それは郷土性ということで理解できますが、「還元臭」が「良い香り」となる捉え方は個人的に理解が出来ないのです。

好きな人にとってはくさやや納豆、なれ鮨のような感覚なのでしょうか?

長々と書いてしまいましたが、結論はこうです。

当店の取扱いの中には「自然派」もあります。

しかし、それらは「自然派」だから選んだのではなく「美味しかった」から選んだもの。

そして彼等は「自然派」を売り物にしているのではなく「品質と味わい」を売りにしているということ。

彼等は「良いワイン」を造るために突き詰めた結果が「自然派」と呼ばれるカテゴリーにたまたまはまっただけであり、彼等にとっては当たり前にやってきたことが、クローズアップされてしまっただけの話。

伝統的な生産者の中にもその長い歴史の中で当たり前に自然栽培、天然酵母発酵、亜硫酸添加抑制などを行ってきたにも関わらず、最近になってマスコミにそこの部分ばかりをクローズアップされているのは不思議でなりません。

当店のホームページでは私の見解をもう少し詳しく書いているので興味のある方はご覧下さい。

http://yamazakiya.biz/wine_bio.html

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ワォ!ワォ!!ワォ!!!ロバートパーカーの暴露本

遂にというかフランスであのロバート・パーカーJrについての暴露本が出版され物議を醸しているそうだ。

YAHOOニュース記事 「接待されて甘い評価」=ワインの帝王に元部下が暴露本:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071028-00000032-jij-int

世界で最もワインの価格に影響を及ぼす男、ロバートパーカーですが、以前からその採点法は論議の的になってきたが、今回の暴露本では接待による甘い採点のみならず、飲んだことも聞いたこともないワインまで高得点しているというもの。

私はパーカー信者じゃないですが、彼の好みを心得ているつもりなので飲んだことないワインでパーカーのコメントやポイントを見ると参考になり、大体の想像がついたりします。

つまりはパーカーと好みが合う人であれば彼の高評価しているワインは自分の好みに合うわけでそういう意味では彼の採点は便利で分かり易い。

しかし、以前にこのブログでも何度か書いていますが、彼のテイスティング法や好みの偏りにはいくつかの問題があると考えています。

実際、彼が高得点を付けていても「これがそんなに良いワインか?」と思うこともあれば「何でこんなに良いワインが低い点数なの?」ということは良くあります。

当店で販売しているワインのポップには「ロバートパーカー何点」などと参考に書いてありますが、これは高評価を受けている旨をわかりやすくしているもので、中には「ロバートパーカーが最低点を付けた最高のワイン」なんてのもあります。パーカーと好みの合わない人はこちらがおすすめ!

映画「モンドヴィーノ」の中でもミッシェルローランとの活動で物議を醸したパーカーですが、上流階級の投機対象となっているワインの世界ですから、ある程度のワインの評価の裏に「金」が動いているのは容易に想像できるのですが、それにしても今回の「飲んでもいないワイン」が高得点というのはやはり問題でしょう。

それにしても「ドメーヌ・ド・ジョガレ」というワイン飲んでみたいな!

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日本人はなぜ日本のワインを飲まないのですか?

先日、お昼頃に外国のお客様が見えて「日本のワインはありますか?」と聞かれ案内すると当店の国産ワインが多いことに驚かれた。

彼は日本のワインを探していたのだけれども近所の酒屋にはどこにも置いていないらしくわざわざ阿佐ヶ谷から自転車で来てくれたのだ。

彼は外国人のお友達を連れて夜に再来店してくれ、数本の国産ワインを買ってくれた。

ワインを購入したあと当店の外で何十分もワインのエチケットを見ながら論議している二人。

私は「そんなに珍しいのかな日本のワイン」って思っていたら彼等が再度、お店にやって来た。

すると「質問して良いですか?」とのことで「もちろんいいですよ。何ですか?」と答えるとその質問には胸を打たれてしまった。

「日本人はなぜ日本のワインを飲まないのですか?」

彼が言うには日本人は『食べる』ということが大好きな民族で、自分の国の料理である「和食」にも高い金を払って料亭で『食』を楽しんでいる。

にもかかわらず、日本で良いワインを造っている生産者がいるのに自分の国の生産者に高いお金を払って自分の国の良いワインを飲もうとしないのだという。

確かに彼の言うとおりだ。

昔と比べ、日本のワインのクオリティは一気に良くなり世界レベルに到達したと言っても良い。

なのに日本人はそれを知らないし、知ろうともしない。

これって悲しいことではないでしょうか?

この時には私が感じている日本ワインの現状をお話ししたのだが、ワイン文化の中で育った彼等には考えられない話ばかりだったらしくかなり驚いていました。
(※内容的にはこのブログで幾度と無く書いていることなのでここでは省きます。)

彼はこの疑問から日本のワイン生産地を回って勉強しているらしく、連れてきた友達はフランスでワイン造りをしていたらしい。

彼は研究結果がまとまったらホームページで公開したいということなので、その後も何度かやりとりをしているのですが、日本人として築かされることって多いですね。灯台もと暗しというか・・・

私自身、学生の頃などは日本の文化にはほとんど興味が無く、その証拠に日本の地理も歴史もひどい成績で、勉強しようなんて微塵も思っていませんでした。

しかし、海外旅行に行ったり、外国人の方との交流が増えていくと必ず日本の歴史や文化について尋ねられます。

彼等と話していて驚くのがどこの国の人でも自国の歴史は詳しく、年号もすべて頭の中に入っています。

ところが日本人は試験や進学のための勉強だけのために記憶していることがほとんどなので、社会に出てしまえば全て忘れてしまう。

私はそれに気付いたときに自分を恥じるべきだと思いました。

その頃の私は大学を卒業してあるスーパーに務めていたのですが、日本の文化を振り返って見つめてみようと思ったのですが、私の場合はそれは『食』からのアプローチでした。

全国の郷土料理や地酒にはそれらが生まれてきた背景に地理的条件と歴史的条件とが隠れています。

その土地の『食』を楽しめば、必然的にその土地の歴史や地理を学ぶことになってきます。

『食』から自国を見つめ直す。

中央教育審議会が授業を減らしすぎたと反省しているようですが、こういった日常から学ぶということこそが本当の「ゆとり教育」のように感じます。

YAHOO記事「授業減らしすぎた中教審が異例の反省」:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071028-00000001-yom-soci

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ニューヨークワインがテレビ、雑誌等のマスコミで紹介!

連日、お伝えしている新入荷のニューヨークワインですが、輸入元さんよりテレビと雑誌で紹介される案内が届きましたのでご案内いたします。

(以下、輸入元さんからのメールより転記)

弊社輸入ワインが今月25日発売の雑誌「Hanako」(マガジンハウス発行)
「巷でウワサのあの国のワイン」の特集に商品が紹介されることになりました!
世界の珍しいワインばかりを集めた誌上ワインテイスティングで小さな扱いですが
ウルファー社「ラ・ファームマーティン・メルロ」が掲載されています!

また、BS日テレで放送中の「ディスカバーUSA~アメリカ50州の旅」
にて、今週末からニューヨーク州が取り上げられます。
そこでは、あまり紹介されていないNY州の観光地やグルメスポットを
テーマにすばらしい景色とともに編集されています。もちろん、中には
取引先ワイナリー数社やBBQソースもインタビュー付で収録されています。
上記Hanakoにも掲載されるウルファー社の広大なワイン畑も映っています。
 放送は2回に渡り、それぞれ再放送もあります。
 1028日、114日(再)、1125日、122日(再) 午後1時~1時半

HanakoもBS日テレも同時期ですが、
ぜひこの機会にご覧頂けましたら幸いです!

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一度は飲んでみるべき!ニューヨーク産ワイン

世界中の誰もが憧れる町『ニューヨーク』。

経済、芸術、ファッション、芸能、そして食の最新ムーブメントがこの地からは常に発信されており、流行の最先端が集結しています。

民族も実に多彩な人種が集まっており、東京とともに実に多種多彩なレストランが集結し、ニューヨークっ子達の舌は肥えている。

そして、近年、彼等の舌を満足させているワインが、地元ニューヨーク産のワイン達です。

ニューヨークでワインが造られていることは日本ではほとんど知られていないが、実はアメリカのワイン造りはここニューヨーク州から始まった。

しかし、近年まではラブルスカ種で造る安価なクオリティーの低いワインがほとんどだったためにワイン産地としての地位は確立されていなかった。

ところが1976年のファームワイナリー法(100%ニューヨーク産のワインを生産者達が卸しを通さずに直接販売できるシステム)が公布され、これにより葡萄生産者達とマンハッタンで財力を得た財力を持つニューヨーカー達が投資して品質の高いブティックワイナリーが続々と誕生していきました。

現在はニューヨーク州では9つのAVA(アメリカ政府公認葡萄栽培地域)が認められており、中でも高級別荘地としても知られるロングアイランドは葡萄の生育に適した季節が長く、霜の害を受けることがないために代表的なメルローを中心にシャルドネやカベルネなどバラエティに富んだ欧州系葡萄品種が植えられ、この地を代表する産地となっています。

造り出されるワイン群のクオリティの高さは世界中のワイン評価誌において高い評価を受けているものの各ワイナリーは小さい規模のところが多く、生産量が少ないために、そのほとんどはニューヨークの高級レストランで消費されてしまいます。

故に外には流通することがほとんどなく、日本においてもその知名度は低い物となっています。

当店では10年近く前から細々とニューヨークワインを扱って参りましたが、今回は良いご縁があり、一気にアイテムを増やすことが出来ました!

Nywine

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2007年産ボージョレヌーヴォー予約受付中!

秋も深まり紅葉のニュースも聞こえてくるようになりました。

この時期になるとワインに携わる人の頭の中はあることで一杯。

そう、ワイン界最大のお祭り行事、『ボージョレー・ヌーヴォーの解禁』ですね。

解禁日は世界共通11月の第三週木曜日ですので、今年は11月15日(木)が解禁日となります。

何か現地フランスより早く飲めてしまうのは不思議な感じがしますが、まぁ日本人の特権ですね。

今年の出来映えには現地ボージョレ委員会より以下のようなレポートが届いておりますので御紹介いたします。

<少ない収穫量>
主要な協同組合の最初の予測によると、収穫量はここ数年の平均に対し10~15%減となった。これは、同じく高品質の証である早熟さと合わせ、品質面からすれば良いことである。とても暑く乾燥した4月に生長が早く進み、収穫公示は8月25日と、1997年、2000年、2003年の収穫公示と並び、記録に残る年となるであろう。

<収穫時の理想的な天候>
9月の天候は、涼しい夜と、日照に恵まれ暑すぎない昼間が交互に訪れ、雨は一日も降らなかった。このためぶどうはゆっくりと成熟し、色やアロマ、ストラクチュアを構成するフェノール類やアントシアンが蓄積された。

<高品質の年>
生産者によれば、2007年は、1998年や2000年のスタイルを予感させるという。
最初の試飲の結果、2007年のキーワードは、美味しい、果実味豊か、エレガントと言える。際立った色となるとみられ、アロマはとても表情豊かで赤い果実のニュアンスが特徴的。味わいはフィネスとエレガンスが結びつき、タンニンの繊細さ、舌触りの滑らかさ、果実味の美味しさなど、恍惚とさせられる。
ボージョレー・ヌーヴォーはキイチゴのニュアンスなど、とても果実味が豊かで、味わいも程よく続き、食欲をそそる。クリュ・デュ・ボージョレー、ボージョレー、ボージョレー・ヴィラージュはヌーヴォーよりもしっかりとしたストラクチュアを示し、さらに果実味やフィネスも失っていない。結論として
2007年は、「エレガンス」の年である。

ちょっと専門的な多く、わかりづらいかも知れませんが、今年のヴィンテージは近年最高の出来の一つと言うことです。

大手メーカーは毎年、「最高の出来映え」と発表し、解禁日のニュースで嫌というほど流れますが、実際にはプロバガンダ的で、私の私見ではここ数年のボージョレに関しては『並』だと思います。

私が思うに『ヌーヴォー(新酒)』はその年の出来を祝いつつ、その年の個性を楽しむ物として最初のワインですので、ヴィンテージの善し悪しは関係ないと思いますが、良い年であればいつも以上に楽しみたいと思っています。

今年の出来はその歴史的な年。

ヤマザキヤではワンランク上のボージョレーを取り揃えました。

今年は取扱い5生産者中、4生産者は信頼のおける自然派の実力者達です。
もう一つは自然派ではありませんが生真面目なワイン造りで、毎年人気ナンバーワンの実力者。しかも、入荷するワインは本当に特別なワインです。

これらの生産者は本当に素晴らしい方々ばかり。

よって造られるヌーヴォーは新酒でありながらも結構、長い熟成にも耐えることができます。

実は良い生産者のワインになると『ヌーヴォー』であれど3ヶ月、6ヶ月、1年と熟成させることで隠れていた美味しさが目覚め、本領を発揮します。

現実、毎年私はその年に仕入れた最も良い物を一年間セラーで熟成させ翌解禁日に楽しんでいますが、毎年、一年熟成させた方が美味しいです。

ご家庭で一年を越すには夏場を過ごさねばならないので難しいですが、春までの保存は容易。

今年は同じワインを2本か3本購入し、解禁日、お正月、お花見と表情を変えていくボージョレ・ヌーヴォーの魅力を楽しんでみませんか?

今年は解禁日に合わせフランスよりボージョレに合うチーズを空輸いたします。

もちろんボージョレ地区産のフレッシュチーズもありますので、今年は同じ土地ならではのマリアージュ(組み合わせ)を楽しんでみてはいかがでしょうか?

特別企画としてヌーヴォーご予約の方はフランス産空輸チーズを20%引きにて予約いただけます。

ワイン・チーズ共に数が限られておりますので、完売の際にはご容赦下さい。

2007web_3 ※画像をクリックすると詳細と予約票が御覧になれます。

2007cheese_orderweb ※商品の性質上、ご予約後のキャンセルはお受けできませんので、ご容赦下さい。

ご注文はFAXでも可能です。

ヤマザキヤFAX 03-3328-0700まで

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ワインの基礎知識〜家庭での楽しみ方編

さて、いよいよワインの基礎知識最終回です。

前回まででワインを買ったり、注文したりするポイントはおわかりいただけたでしょうか?

最初はポイントがわかりづらいかもしれませんので、恥ずかしがらずに店員さんに相談してみてくださいね。

誰だって最初から知識のある人はいません。私だって最初は無知だったんですから何も恥ずかしがることはないんですよ!

今回はいよいよワインを購入してきたらお家で楽しもうというお話。
まず、最初に私がお店をやっていて受けたクレームからご紹介いたします。

これを知っておくとご自宅やレストランで嫌な思いをしないで済む手助けになるかと思います。

一、コルクが折れた
恐らく私が今までに受けたクレームで最も多いのがこれ。
ほとんどの方がおっしゃるのは「コルクが不良品だったから換えてくれ」。
コルクの不良は確かにあります。
しかし、その場合は中身のワインも劣化していることがほとんどです。
今までの経験上はコルクも中身も正常なことが多く、はっきり申し上げると開栓に失敗しているものがほとんどです。
確かにコルクを開けることは少しコツが要ります。
本来はやはりソムリエナイフで開けるのがベストなのですが、慣れない人が使うには難しいもの。
最近ではクルクルとレバーを回しているだけで、力茂要らず開けられる物もあるので最初はこれがおすすめ。しかし、これの欠点は必ずスクリューがコルクを突き抜けてしまうためにワインにコルク片が落ちてしまうこと。
実はこのクレームもかなり多く、「ゴミが浮いている」と言われ確認するとそのほとんどがコルク片です。
コルクは植物で、口に入っても無害ですので、大きい物だけを取りのぞき飲んでも平気です。
どーしても気になる方は浮いている上澄みをすくってあげてください

また、コルクには性質上欠点があり、「ブショネ」と言われる「コルク臭」が現れることがあります。
これはカビ臭によく似ており、「ブショネ」のコルクを嗅ぐとすぐにわかります。
また、ワインにもこの臭いがつき味わいも変質してしまいます。
「ブショネ」は返品対象となりますので、ワインを開けてコルクとワインが変だなと思ったらワインとコルクを販売店に持っていきましょう。ワインとコルクは絶対に捨てないでくださいね。話だけでは判断がつかず返品できなくなってしまいますからね。

二、濁っている・ガラスが入ってる
これらの問い合わせなども多く、最近は更に増えています。
まず、「濁り」の方ですが、このほとんどの場合が、ワインボトルの底に溜まっていた「オリ」が、ワイン中に混ざり濁ったもの。
「オリ」はワイン中の成分で熟成と共に余分な色素や渋みの成分などが落ちていったものです。
ですから、人体には全くの無害なのですが、口に入れると苦みやザラつきがあるため取りのぞきます。
取りのぞき方は数日間ボトルを立てて「オリ」をボトルの底に落としてから「オリ」が混ざらないようにゆっくりとデキャンタと呼ばれる容器に移していき「オリ」と「ワイン」を分ける作業を行います。
これは「デキャンタージュ」と呼ばれる作業でテレビなどでソムリエが行っているのを見たことがあると思います。
ちなみにソムリエが「オリ」を取り除く目的で、本格的にデキャンタージュする場合は寝かせて保存している状態のままワインバスケットにそっと移してからデキャンタージュします。

次の「ガラスが混入している」という問い合わせについてですが、これは本当にガラスが混入しているわけではなく、酒石酸というワイン中のカリウム分が結晶化し、コルクなどについている状態で大きくなると水晶のようになり、わずかの時にはコルクの表面がキラキラと光って見えます。
この酒石酸は「ワインの宝石」と呼ばれ、昔から良いワインの証とされており、もちろん、口に入れても無害ですので全く問題ありません。

最近、こういったお問い合わせが多いというのは、近年は旨味成分をワインに残す目的で、最終段階での濾過を軽めにしたり、全くの無濾過で瓶詰めしている物が多くなっており、成分が多く、濃いワインとなっているために結構、手頃なワインでも「オリ」や「酒石酸」が多く見られるようになったことが考えられます。
「オリ」や「酒石酸」が出ていることは一般的には良いワインの証です。
しかし、「濁り」に関しては保管状況の悪さによる濁りの場合もありますので、ご注意してください。
但し、その場合は口にしても酷い味わいになっているので、すぐにわかります。
この場合は速やかに返品しましょう。(※ご購入後の保管によって変質した場合はクレームの対象にはなりませんので、ご注意を!)

3.「まずい」
これは個人の嗜好の問題なので、しょうがないと言ってしまえばおしまいなのですが、私の経験上、飲めないほどに「まずい」ワインという物はほとんど存在しません。
特に日本国内で流通している商品の中で、そういったワインは滅多にないと思っています。
もし、そのワインがまずいのであるならば、「まずくなってしまった」理由があると思います。
次にはまずくしてしまった理由をお話しします。

① 保管
これは生産者・流通・輸入業者・問屋・小売店・レストラン・一般家庭すべての段階において悪い保管による品質劣化が考えられます。
ワインセラーのない一般家庭ではご購入後に涼しいところで保管し、なるべく早めにお飲みになることをおすすめいたします。
温度は高くとも25度は絶対に超えないように気を付けてくださいね。
夏の間などは冷蔵庫の中で保存するのもおすすめですが、冷蔵庫はあまり長期保存には向きませんので、一夏を目安に御利用下さい。

② 食べ合わせ
食べ合わせは結構、重要でワインを生かすも殺すも一緒に食べるものだったりします。
前回も御紹介した例ですが、樽を使用した白ワインと光り物の刺身など食べたときには人生終わっても良いと思うくらい生臭さが体中を駆け抜け、酷い物です。
簡単な料理とワインの相性の見極め方はワインをワインと思わず、調味料などと同じように考えてください。
例えば煮詰めたジャムのような味わいのワインであればジャムと合う食材。
豚肉や鴨肉、ハムなどはジャムソースを掛けたりするのでよく合うはずですよね!
コショウのようなスパイシーな香りを豊富に持つワインなどはコショウをたくさんかけても美味しい食材。
やっぱり牛肉のステーキなど赤身肉が思い浮かびますね。
ワインと料理の組み合わせと考えると難しく考えがちなのですが、こういう風に考えると気軽な物。
ヒントは色と香りで、赤ワインだったら赤や紫、茶色の食材と相性が良く、白ワインだったら白や緑、黄色の食材によく合い、赤白ともワインの持つ香りと同系の香りを持つ料理は絶対によく合います。
ご家庭で飲むときに家族みんなで試してみると楽しいですよ。

③ 温度
白ワインは冷やして、赤ワインは常温でなどとよく言いますが、これが全てではありません。
先にご説明しておきますが、赤ワインの「常温」とは15~18度位を指し、これは中世ヨーロッパの平均的な気温を指しているために現代の「常温」とはかなり異なります。
赤白共に言えることは温度が低すぎてもあまり高すぎても本領は発揮できません。
共通して言えることは爽やかで軽い味わいのものは冷やして飲んで美味しく、濃い味わいのものはやや高い温度で。
濃いタイプの白ワインであれば10~12度ぐらい。
濃いタイプの赤ワインであれば15~18度ぐらい。
そんなピッタリに温度調整できないよという方がいらっしゃると思いますが、先に冷蔵庫で冷やしておいて飲む15~20分ほど前にボトルを出しておけば温度が上がりちょうど良くなってきます。
何も厳密に温度を測って飲まなくってもその辺は結構アバウトで大丈夫です。
温度帯によって感じる味覚はかなり変わってきますので、ご自身で試してみるとおもしろいですよ。

④ グラス
皆様は自宅でワインを飲むときにはどんなグラスで試しているでしょうか?
ワインはグラスによっても大きくその味わいを変えていきます。
試したことのない方はピンとこないかも知れませんが、初めて試した人は「別のワインじゃないの?」と疑うほどに激変するのです。
グラスは大まかに2種類あるのですが、一つは「チューリップ型」で、一般的にカベルネ、ソーヴィニヨンブランなどのボルドータイプに使用されます。
もう一つはバルーン型でまん丸の形。
こちらはピノノワール、シャルドネなどを使用したブルゴーニュタイプに使用されます。
この2種類を入れ替えて飲むとカベルネは非常に渋く感じ、顔をしかめるほど。
ピノノワールは酸味が強く、酸っぱいだけの味になってしまいます。
あまり過敏になる必要性はないですが、是非、ご自宅でも試してみてください。
ご自宅ではワイングラス、ビール用のコップ、お茶碗などを用意して同じワインを試してみるとその違いがわかると思いますよ。

最終回は何だか難しい事になってしまいましたが、最初からのお話し通り、「ワインは飲んで美味しく、楽しければよい」。
ワインは何も特別な知識でも勉強でもありませんし、難しく考える物でも高級なものでもありません。

これらを簡単にでも読んでワインを購入するときに「そうだこんなこと書いてあったな」なんて思い出していただければ幸いです。

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ワインの基礎知識~熟成編

前回の『樽』に関するお話しはちょっと難しくなりましたね。

とにかくワインは樽を使っている物といない物の種類だけ。

その味の違いを知っておくと便利ですので、購入するときに確認してみてくださいね。

お次はワインの神秘『熟成』のお話し。

何度かお話ししているとおり、ワインは葡萄果汁を発酵させた物。

発酵し終わってワインとなってからは『熟成』という大事な時の流れが必要となってきます。

ワインには赤・白・ロゼ・発泡性、すべてに共通して「早く飲むタイプ」と「遅く飲むタイプ」の2つに大別することができます。

どういうことかというと「早く飲むタイプ」というのは何も一本を数分で飲まなければならないということではなく、醸造過程を経て、ワインとなってからあまり時間を置かずに飲むワイン。

つまり『熟成』の必要がないワインで、一般的には『早飲みタイプ』と呼ばれます。

このワインの代表的な物が皆さんもよく知っている「ボージョレ・ヌーヴォー」。

そして、「遅く飲むタイプ」とはワインとなってから『熟成』という時間の流れが必要なタイプ。

よくテレビなどで超高級ワインとして知られる『ロマネコンティ』や『シャトー・ペトリュス』、『ドン・ペリ』などもそういったタイプですね。

この二つのタイプは何が違うかというと前者は「新鮮さ」や「若々しさ」を楽しむタイプで、長期間熟成をしたところで、ワインの持つ生命力がついていかず、長くとも3年から5年程度で飲み頃を終えてしまいます。

気軽に飲める手頃なワインの大部分がこの「早飲みタイプ」として造られています。

対して後者は何年という長い時を掛けた熟成が必要なワインなのですが、何故、この『熟成』が必要になってくるのでしょうか?

『熟成』が必要なワインは非常に熟した葡萄から造られ果汁の味わいも濃厚な物になります。

甘さも私達が普段食べているものと比べ、驚くほどに甘いのですが、ワインを造るのに良い葡萄という物は酸味も強く、赤ワインを造る黒葡萄(皮の黒い葡萄)は皮の色も濃く、渋みの元となるタンニンという成分も多く抽出されます。

よって搾り出された果実は甘味も酸味も豊富にあり、渋みも出て、更には樽で熟成させることにより樽に由来するタンニン分(渋み)が加わり、非常に濃く力強い味わいのものとなっていくのですが、まだ出来上がって間もない若い状態で口に含むと強烈な渋みが口中を支配していきます。

この渋みを穏やかにするために『熟成』という時の流れが必要になっていくのですが、それと同時にもう一つの作用があるのです。

これは味噌や醤油、ソース、はたまたお漬け物などにも共通することなのですが、熟成させることによって隠れていた美味しさや新たな旨味というものが出てくるのです。

漬け物なんかは浅漬けの場合はサッパリ素材の味わいが主体ですが、時間が経つにつれ味わいも複雑さもまし、旨味が出てきますよね。

それと同じでワインの場合も熟成によって若い頃に隠れていた旨味や香りが現れてくるのです。

こういったタイプのワインには5年、10年、長いものでは20年以上という時間の流れが必要になってくるのです。

そして、長い期間『熟成』されたワインはその間のコストや希少性の高まりにより価格は上がっていきます。

しかし、すぐにワインを現金化したい生産者達はまだまだ飲み頃でないにも関わらず販売してしまうことも少なくありません。

このようにワインには「早飲み」と「遅飲み」という2つのタイプがあることをご理解いただけましたでしょうか?

「ワインは古い物ほどいいんでしょ?」とよく言われますが、そうではなく、それぞれのワインにはそれぞれに必要な時間の長さがあるのです。

「樽」と同じで、どちらがよい悪いではなく、それぞれに楽しみ方があるのです。

そんな楽しみ方を有名な『ボージョレ・ヌーヴォー』を例にとってお話しします。

『ボージョレ』とは産地名であり、ワイン名でもあり、フランスのブルゴーニュ地方のワインで、赤、白、ロゼが造られています。

『ヌーヴォー』とは『新しい』という意味。

つまりはワインの場合、「新酒」という意味です。

フランスのワイン法で『ボージョレ』の場合は『ヌーヴォー』は赤しか認められていませんので、ここでは赤ワインを取りあげます。

ブルゴーニュと言えば前回2回でお勉強したとおり使用される赤ワイン用葡萄品種の代表格は『ピノノワール』ですが、この『ボージョレ』では『ガメイ』種という品種が使用されています。

『ガメイ』はもともとこの地方の大衆酒に使用される葡萄なのですが、素晴らしいボージョレの生産者の中には『ピノノワール』に決して負けないワインを造っている人達もいます。

彼等の造るワインは10年以上もの熟成に耐えるワインであり、いわゆる「遅飲みタイプ」。

つまり『ボージョレ』には「早飲み」と「遅飲み」が存在するのですね。

「早飲みタイプ」の代表格、『ボージョレヌーヴォー』は出来たての新鮮な味わいを楽しむもので、私が個人的に楽しむとすればフレッシュな軽めのハムや塩ゆでの豚など簡単で軽い味付けの料理と楽しみたいもの。

「遅飲み」の熟成品であれば軽い料理では料理が負けてしまいますので、豚の煮込み料理など時間と手間を掛けた複雑な味わいの料理と楽しみたいところ。

どちらの方が美味しいとか良い悪いではなく、どちらも美味しく楽しめるということです。

そろそろ『ボージョレヌーヴォー』の季節。

今年はひと味違ったヌーヴォーの楽しみ方をしてみませんか?

ちなみに『ヌーヴォー』でも良い生産者の物になると新年、春先、一年後と熟成が進み、解禁日時点では見えなかった素晴らしい美味しさが現れてくることが多々あります。

今年は同じワインを2本買って一本ストックしておくとおもしろいですよ!

私は毎年、解禁日には新しいのと一年前のを両方開けて楽しんでいます。

皆さんもお試しになってみては?

次回はワインの基礎知識最終回。

家庭での楽しみ方です。

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ワインの基礎知識~産地編

初心者でも一人でワインが選べるワインの基礎知識。

今回は産地編です。

前回は葡萄の種類によってワインの個性が変わるということから好みの葡萄品種を見つけましょうということでしたが、今回は産地によって変わるワインの個性のお話しです。

皆さんは好みのワイン産地ってありますか?

お客様とお話しをしているとイメージ的なものも左右してワイン大国のフランスとイタリアが好きとお客様が圧倒的に多いようですね。

最近ではオーストラリアやチリ、カリフォルニア、南アフリカなど新しいワイン産地も人気が高くなってきました。

美味しければどこでも良いよと言う方も多いです。

産地によるワインの違いってどう違うのでしょうか?

今日はそんなお話し。

前回の代表的な葡萄品種の御紹介の中に主な産地を記しておいたのですが、実は葡萄品種と産地には非常に密接な関係があるのです。

葡萄品種は世界中に色々と存在するのですが、これは味わいのバリエーションだけではなく、その土地土地の気候に合わせて葡萄が改良されてきたためで、各生産地にはそこの気候や土壌に合った葡萄が栽培されているのですね。

ですから、産地を見ればほとんどの場合は使われている葡萄品種の想像がつくのです。

つまりはそこを覚えていれば使用されている葡萄品種が記載されていないワインでも好みの葡萄品種かどうかがわかるわけですね。

それでは分かり易いところをピックアップしましたので、世界の主な伝統的ワイン産地を見ていきましょう。
※各産地で記載している葡萄品種以外も造っていますが、ここでは覚えやすいように一般に代表的な葡萄品種のみを記していきます。

1.フランス・ブルゴーニュ地方
 この地方では赤ワインはピノノワールという品種によって造られます。
また、ガメイ種から造られる「ヌーヴォー(新酒)」でお馴染みのボージョレも有名ですね。
白ワインはシャルドネ種という品種によって造られます。

2.フランス・ボルドー地方
 この地方では上記のブルゴーニュとは異なり、数種類の葡萄をブレンドしてワインを造ります。
赤ワインで代表的なのはカベルネソーヴィニヨン種とメルロー種が中心となって造られます。
白ワインではソーヴィニヨンブランを中心に造ります。

3.フランス・ロワール地方
 この地方ではソーヴィニヨンブラン種より造られる白ワインが有名です。

4.フランス・ローヌ地方
 この地方では様々な品種をブレンドして多種多様なワインを生み出していますが、中でもシラー種より造られる赤ワインが有名です。

5.ドイツ・モーゼル地方
 この地方はリースリング種より造られる白ワインが有名ですが、辛口から甘口までタイプは様々です。

6.イタリア・トスカーナ地方
 この地方はサンジョベーゼ種を使用した赤ワインが有名です。
中でも『キャンティ(・クラシコ)』は有名ですね。

7.オーストラリア
 国内では様々な葡萄品種が栽培されているが、特にオーストラリアワインの名を世界中に広めたのはシラーズ(シラー種)で造られる赤ワインです。

8.ニュージーランド
 特に有名なのはソーヴィニヨンブラン種で造られた白ワインとピノノワール種で造られた赤ワインです。

9.アメリカ・カリフォルニア
 この産地では様々な葡萄品種が栽培されているが、特にカリフォルニアワインの名を世界中に広めたのはカベルネソーヴィニヨンで造られる赤ワインです。

10.チリ
 国内では様々な葡萄品種が栽培されているが、特にチリワインの名を世界中に広めたのはカベルネソーヴィニヨンで造られる赤ワインです。

7~10の生産地は新世界、またはニューワールドと呼ばれほとんどのワインには使用している品種が記載しており、消費者にわかりやすいものとなっています。

このように産地毎には主要品種が定まっているところが多いので、最初は代表的な品種から試していってみてくださいね。

あと一点、産地について知っておくと便利なことがあります。

これは地理のお勉強にもなってしまうのですが、何となくイメージすれば良いかと思いますので、難しく考えないでくださいね。

何度も記しているとおり、ワインは葡萄果汁を搾ってできるもの。

原料の葡萄の品質によって出来上がるワインも左右されるわけですが、葡萄そのものの出来映えというのは甘味と酸味のバランスが最も重要です。

これは葡萄に限らず、他のフルーツでも同じですよね。

葡萄も他のフルーツと同じく、気候が涼しければ酸味が乗った物となり、温かければ完熟しやすく、糖度が上がっていきます。

南北に細長い日本で例えれば北海道では酸味が出て爽やかに、九州では糖度が上がり、甘く濃い味わいになります。

リンゴで例えれば青森の津軽リンゴは酸味があって爽やかな味わいが特徴であり、長野県のフジリンゴなどは濃い甘さが特徴ですね。

葡萄もこれと同じです。

よって出来上がるワインは気候の寒暖によってその味わいが変わってきます。

すごく簡単に言ってしまえば北半球の北に向かうほど酸味の効いた爽やかなワインとなり、南に行くほど果実味のたっぷりとした濃いワインに仕上がっていきます。

同じ狭い区域で同じ葡萄品種でワインを造ったとしてもその違いは出てきます。

日本で勝沼に例えるならば、この地は山に囲まれた盆地のために東西南北の斜面、盆地とそれぞれに日照時間も違いますし、風の当たり方も異なる、車で数十分移動しただけでも、その気候というものも変わってくるので当然の事ながら出来上がる葡萄も変わってくるのですね。

ちなみに酸味が美しいワインは『エレガント』。果実味が豊かなワインは『パワフル』などと表現されているので、こういった気候の違いから味わいの違いが生まれているのだと感じていただけると良いですね。

さて、葡萄、産地と続き、お次は醸造編です。

次まで覚えれば一人でワインを買えるどころか、ソムリエになれるかも!?

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ワインの基礎知識~ぶどう編

ワインの基礎知識。

難しい知識ではなく、全くの初心者でも一人でワイン選びができるコツとして御紹介いたします。

愛好家の方は何を今さらと言う方もいらっしゃるかも知れませんが、誰もが気軽にワインを楽しめるためのお話しですのでお付き合い下さいね。

まずはじめはワインの原料である「葡萄編」。

スーパーへ行くと今の時期には様々な種類の葡萄が並びますよね。

巨峰にナイヤガラ、デラウエア、マスカットベリーA、キャンベラ、ピオーネ等々、色々な種類がありますが、品種によって個性が異なり、味わいも全然違う物となりますよね。

ワインはぶどう果汁を発酵させたシンプルなお酒。

原料の葡萄が変われば当然、出来上がるワインの個性も大きく異なってきます。

つまりは原料となる葡萄品種の中から自分の好みに合う品種を見つければ全く知らないワインでも自分の好みに近いワインである可能性が高まりますよね。

そこで、まずは葡萄品種のご説明。

前述のようなスーパーに並んでいる葡萄でもワインは造られているのですが、それは日本だけで世界的にはワイン用の葡萄品種を用いてワインは造られています。

今回は一切、難しい話を省きますが、食用とワイン用は基本的な『種』が違い、意外に思われるかも知れませんが、ほとんどの品種でワイン用の方が糖度が上がるのです。

だからワイン用の品種も食べるとすごい美味しいんですよ!

ワイン用の品種にも数え切れないほどの種類があり、それぞれに個性があるのですが、世界のスタンダードとなっているのはほんの数種類。

この代表的なものを覚えるだけでワイン選びが簡単になってきますよ。

まずは白ワイン用品種。
※産地がわからない方は何となくこの辺なんだぐらいで読んでください。

1.リースリング
 主にドイツや北部フランスのアルザス地方。日本では北海道。最近はオーストラリアやニュージーランドでも栽培されています。

2.ソーヴィニヨンブラン
 主にフランス西部ロワール地方と南西部ボルドー地方。最近ではニュージーランドが注目されていますが、世界中で栽培されています。

3.シャルドネ
 主にフランス中東部ブルゴーニュ地方。現在では世界中で栽培されています。

お次は赤ワイン用葡萄品種。

1.ピノノワール
 主にフランス中東部ブルゴーニュ地方。北イタリアやオーストラリア、ニュージーランド、カリフォルニアでも栽培されています。

2.シラー
 主にフランス南部ローヌ地方。オーストラリアでも有名です。

3.カベルネソーヴィニヨン
 主にフランス南西部ボルドー。イタリア、オーストラリア、カリフォルニアをはじめ世界中で栽培。一般的に「カベルネ」と呼ばれます。

4.メルロー
 上記のカベルネのほぼ同じ生産地で、日本では長野県の塩尻市で良い葡萄が栽培され、世界的に注目を集めています。

5.サンジョベーゼ
 主にイタリア中部トスカーナ地方。世界的に有名なキャンティクラシコが造られます。

以上の品種を基本として覚えて、その中から好みの品種を見つければどこのお店に行ってもある程度、ご自身でワイン選びが可能かと思います。

どうやって好みの品種を見つければよいかは、こればっかりは飲んでみるしかありません。

南フランスやチリなどではヴァラエタルワインといって上記のような品種をブレンドしたりせずに単一の品種だけで造ったワインを手頃な価格で生産していますので、これらのワインでお試しになることがおすすめです。

これらのワインは価格も手頃で、スーパーやコンビニ、ディスカウント店でも簡単に手に入れることができます。保存状態に心配はありますが・・・

また、これらは基本的な品種なのでワインバーはもちろん、ちょっとしたお店ならグラスワインで揃えているところも多いかも知れません。

ただ、手頃と言っても安すぎる物はちょっと危険な可能性もありますので、せいぜい1,000~1,500円程度の間で選んでみましょう。

上記の中でリースリング種とサンジョベーゼ種については南イタリアやチリでは生産していないので、代表的な産地の中