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2012年3月17日 (土)

日本酒「花泉・ロ万」蔵・花泉酒造さん訪問記~2012.2.23

P1030168 雪深い南会津に位置する花泉酒造は冬季には全くの陸の孤島になってしまうために流通が難しく、それならば自らの手で酒造りをしようということで酒造りを始めました。

実際に最近までは地元でしか手に入らない酒で「幻の酒」として酒通の間では知られてきた銘柄です。

私も10年ほど前にたまたま花泉の地元の知り合いにお酒を頂いたのが最初の出会いでした。

P1030193 P1030194 蔵の裏手はスキー場ですが、あまりにもアクセスが悪いので、滑っている人はいませんでした。。。雪深いのがよくわかると思います。

P1030171 酒米はすべて減農薬有機栽培の会津産にこだわっています。

P1030169 小さな蔵ながらかなり大きく高性能な精米機で自家精米をしています。

P1030173 これから蒸される酒米です。

P1030174 甑は最大700kgまで蒸すことができる和釜です。

P1030175 放冷気は小さめの物。

P1030176 麹造りはもちろん手造りで、酒によって全床・箱・蓋と使い分けられます。

P1030177 蓋です。

P1030178 こちらで枯らし湿度をコントロールします。
P1030179 酒母室です。ジャケットと扇風機で温度をコントロールしています。
P1030181 仕込み蔵。
扇風機で温度コントロールしています。
この蔵の特徴は手間暇掛かる珍しい「四段仕込み」で、最後にもち米を使用するのが特徴的です。
P1030182 温度を上げたいときはタンクの下部に見えるジャケットを着させます。
酒によって6種類ほどの酵母を使用しているので、それぞれに品質温度を下げたり上げたりコントロールします。
P1030183 このモロミは7号系でバナナの香りが印象的でした。
P1030184 搾りはヤブタ式です。
カビ防止のためにかなり消毒には気を遣っているそうです。
P1030186_2  こちらは瓶詰ラインです。
近々、ラインを入れ替えるそうです。
P1030188 新鮮さを保ちつつ熟成感を表現するために貯蔵の温度にはかなりの気を遣っているそうです。
P1030190 奥にはカフェがあり古い民家風でなんとパスタ等がお酒と楽しめるそうです。
お昼時だったので多くのお客様で賑わっていました。
P1030191 年期を感じる看板です。
P1030192 レイアウトにセンスを感じます。
蔵に行ってみて感じたのはもっと古くさい蔵なのかと思っていましたが、実際には完全手造りを守りつつ、近代設備も導入しており、効率の良い酒造りを行っていました。
造られている「花泉・ロ万」に共通して言えることは優しい甘みと縦や横に広がる酸とのバランスによって様々な表情を立体的に表現していることです。
この味わいは和洋折衷に合わせることができ、万能な日本酒と言えます。
当店もこの度、「花泉・ロ万」醸造元・花泉酒造さんの正規特約店となりました。
花泉酒造「花泉・ロ万」詳細&販売ページ:http://yamazakiya.biz/hanaizumi.html

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