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田舎の生活

昨日は父の兄弟が勢揃いして我が家に泊まったのですが、話を聞いていると私が幼い頃に記憶している田舎の生活と今の生活ではだいぶ変わってきているようですね。

私の両親の故郷は長野県の南部に位置する伊那というところで桜で有名な高遠の近くにあります。

この地はお米が美味しい土地で、昔から有名でしたが、近年、地元を代表する酒蔵が地質調査を行い、長野県内でも最も理想的な土壌と環境にあることがわかりました。

そういった事実がわかったからか、米農家達は今までの考えを改め、もっと土壌を大切にしようと農薬の使用を減らしていき、土壌も有機土壌に戻していっているそうです。

うちの親戚の家の田んぼもこの理想的な土地のど真ん中にあり、以前までは普通に農薬や化学肥料を用いていたのですが、無農薬有機栽培に切り替え、今回は新米をおみやげにいただきました。

野菜も皆、切り替えているところで、この近辺では意識改革がうまくいっており非常に喜ばしいことです。

農業についてはこういった変化が起こっているようなのですが、畜産に関してはもう誰も行っていないらしく、小さいな頃に見た、牛や豚、鶏などがいる風景はもう無いそうです。

地産地消が理想的ですから、農作物が更に優良な方向に向かっている今、畜産物もあると最高なんですが・・・生活を考えると難しいんですよね。

もう一つ、父の実家の蔵にはあるお酒がズラッと並んでいるのですが、それは「まむし酒」。

ヘビの「マムシ」の焼酎漬けです。

これを初めて見たときはびっくり仰天だったのを記憶していますが、飲んでみるともっとビックリ!

私は正直、生臭くて全くダメです。

田舎ではこの酒を塗り薬として昔から使っているそうなのですが、驚くことにマムシは焼酎に漬けても一年ぐらいは生きているそうで、不意に開けると噛まれるんだそうです。

そこまで生命力のある生き物ならば、やはり効きそうですよね。

もう一つ、田舎の酒と言えば「どぶろく」。

戦後ぐらいまでは各家庭でつくられていたそうですが、今では法律違反になるのでもちろんなのですが、どこでもつくってはおらず、本当の作り方を覚えている人はいないそうです。

ネットなどで作り方を調べてみると、炊いたお米に米麹とパン用のドライイースト、乳酸菌としてヨーグルトを加えて造る方法が多いのですが、おじさんの微かな記憶によると、お粥をつくってそこに味噌用の米麹を入れるだけで、炭火の掘りごたつに入れるだけだったそうです。

つまりは天然発酵していたということなのか、今ではその作り方はよくわからないそうです。

まぁ、わかってもつくっちゃだめなんですがね。

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