第4回 和酒と食文化を考える会
昨日はもう第4回を迎える「和酒と食文化を考える会」に行ってきました。
参加された蔵元の代表銘柄は
秀鳳(山形県)、★以津美(山形県)、織星(埼玉県)、★花垣(福井県)、羽根屋(富山県)、巌(群馬県)、★百楽門(奈良県)、久礼(高知県)、伊予賀儀屋(愛媛県)、旭鳳(広島県)、美冨久(滋賀県)、笹一(山梨県)、橘屋(宮城県)、木戸泉(千葉県)、苗加屋(富山県) ★印は当店の取扱い銘柄
どこも小さな蔵元ばかりで私達の業界でもあまり耳にしない蔵元も多く参加しました。
この会では毎回、各蔵元が地元の珍味を持ち寄りお酒との相性を見られるでのですが、やはり同じ土や水で育った同士、相性は良いですよね。
こういった事を試していると地産地消が最も理想的なことがよくわかります。
世界的な食料危機の中、日本国内の農作物や海産物、そしてお酒で毎日を楽しむことは本当に大切なことであり、何よりも一番「美味しい」事ではないかと思います。
この会でもう一つ特徴的なものは全てのお酒を「お燗」できること。
通常、こういったお酒の会では「燗向き」の酒だけをお燗して飲ませるのですが、この会では「生酒」だろうが「にごり酒」だろうが、大吟醸だろうが何でもお燗が楽しめます。
「冷やや常温の方が美味しい」というお酒がありますが、私が思うに「燗」をして美味しくなくなってしまうお酒はダメな酒だと思います。
そもそもお酒は「火入れ」という加熱処理を行うもの。
よく「生酒」はお燗ができないなんて言う方がいますが、燗できないなんてそもそもお酒として成り立っていないのではないでしょうか?
良い「生酒」を燗するとガラリとその表情を変え、まとまりのあるスルッという美味しさが出てきます。
にごり酒だって本当にゆったりほんわかした美味しさが出てきて疲れを取ってくれる落ち着いた味わいになったりします。
今までは大手メーカーのイメージづくりに惑わされ、我々、飲み手は愚像の固定観念に捕らわれすぎていました。
「酒は製造年月日が新しい方が旨い」、「お燗は二級の安酒で」、「純米酒、吟醸酒はお燗ができない」、「生酒は冷酒」等々、これらは皆、間違った知識。
今までの常識に捕らわれず、自由気ままに日本酒を楽しんでみませんか?
そして、伝統を守りつつ、そこから新たな「和酒と食文化」の道が切り開かれることは楽しいことだと思いませんか?
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