酒とタバコと私
今日は酒屋を営んでいる『一般人』としての意見。
私は皆さんご承知の通り酒屋をやってます。
酒は近年の発泡酒や焼酎の値上げなどで皆さんもご理解いただけた通り、価格のほとんどが税金という商品。
この点が他の物売りと明らかに異なる点であり、しかも、他の商売と比べた場合には極端に利益が少ない。
言わば酒屋という仕事は税金集めの片棒のような仕事だが、かつては国のためである仕事のため、酒類販売免許という名の力の下で守られていました。
しかし、近年の自由化の波で、この特権はほぼ消え去ることに…
これはタバコ屋さんも同じような感じなのですが、明らかに違うのは価格。
タバコの場合には値崩れはしませんが、酒類の場合には市場価格はメチャクチャの状態。
もともと利益の少ない商品で安売りするわけですからどこかで歪みが出たり、自分で自分を首を絞めてしまう状況になるのは当たり前です。
これらにより「免許」という特権に頼ってきた古い体質の酒屋達は淘汰されてしまいました。
仲間が減っていくのは非常に残念なことなのですが、私も含め、「酒屋」という仕事を見つめ直す良い機会であったとは思います。
しかし、税収アップのために「自由化」という安易な考えにはいまだに疑問が残り、最近でも焼酎ブームだから焼酎の税率を上げる。
発泡酒が主体になったから発泡酒の税率を上げるなど非常に安易な考えしかできない国の体制のレベルの低さには呆れてしまいます。
自由化から安売りに移行したことでどうしたら安く売れるかばかりを考え、本当のお酒の美味しさを伝えることを忘れてしまったが為に更なる消費者の酒離れが起きてしまったと私は考えており、更に安易な増税は酒離れを促進したと思います。
そういった観点から考えると国の政策は酒税による税収を増やすどころか減らしたのではないでしょうか?
タバコについてもかつてから財源に迫られた「値上げ」と言う名の「増税」が行われてきましたが、健康や周囲への迷惑から喫煙者人口も減っていき、酒税と共に莫大な日本の収入源がかつてないほどに急速に減っているのが実状だと思います。
となるとどこかで収入を増やさねばということになりますが、最初にクローズアップされるのが消費税ですよね。
これに関する私の考えはここでは伏せておきますが、一つ言えるのは酒税もタバコ税も消費税もいつも非常に中途半端に感じます。
酒とタバコに関して言えば「国民の健康」を考えればもちろん飲み過ぎ吸いすぎは良くない。
タバコについては喫煙者である私もできれば吸わない方が良い方だと思っています。
現在のヨーロッパなどでは酒については安い物ですが、タバコは驚くほど高い。
ひどいところは一パック¥1,000位してしまいます。
これだけ高いと一本が50円するわけですから結構、大切に吸うことになり量も減ります。
未成年などはとても常喫できる価格ではありませんから気軽に手を出すなんて事はなくなると思います。
健康面についても量も減りますし、お財布との兼ね合いで思い切って止める人も多くいます。
それでも吸いたい人は高かろうが何が何でも吸いますよね。
タバコのように喫煙者を減らしたいけど減ると税収が困るというようなものには思い切りが必要なのではないでしょうか?
分煙に関しても同じで中途半端だと思います。
やるのであれば外では一切禁止等の処置が必要。
しかしながらその分、愛煙家にも配慮が必要で、きっちりと「吸える」場所も提供すべきだと考えます。
ないないずくしでは国民の不満は一向に減りません。
何だか今回のブログの方向性がわからなくなってきましたが、私が思っていることはこういうこと。
私は酒もタバコもやり、そこだけをみると酒税とタバコ税はかなりの金額を払っていることになり、更には酒屋という仕事なので、酒税の「集金役」のような役割もある。
これだけ国に貢献しているのに今の世の中では酒飲みと愛煙家は煙たがられ肩身が狭い・・・
厚生年金を使ってリゾートなんか立てているんだったら酒税とタバコ税を使って酒飲みと愛煙家のためのリゾートを作ってくれればいいのにと思います。
それらの施設がいつでも自由に使えるようだったら税金上がっても文句言わないのにな。
なんていう私のお馬鹿な戯言でした。
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