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2007年9月

とりあえずの新商品紹介。

先週からどうも風邪っぽく、昨日のナイトバザールでは上着を汚してしまい寒い中、Tシャツで販売していたので、結局、体調をこじらせてしまった・・・

今日からガンガンに新商品の紹介をしていこうと思っていたのですが、ちょっと控えめにざっとだけ御紹介いたします。

来週からはワイン・日本酒・焼酎共に商談会や展示会ラッシュで新商品が多く見つかると思いますのでお楽しみに!

(日本酒)

膳々花垣 純米ひやおろし
1.800ml-¥2,500
720ml-¥1,200
※大評判の秋の酒「ひやおろし」で最後に入荷したのは巨匠「花垣」。
やはり秋本番にはこの酒でしょう。

花垣 純米にごり酒
720ml-¥945
1.800ml-¥2,100
※お燗も旨いのご存じですか?冷え込むこの時期に嬉しい一本。

(ワイン)

普段は日本に輸入されていない今しか飲めないイタリアワイン各種が入荷しています。

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ナイトバザールたくさんのご来場ありがとうございました。

あいにくの雨の中、昨日の第一回 永福町しあわせ通りナイトバザールにたくさんのご来場ありがとうございました。

当店は雨が降ってしまったので、当初、少な目に商品を持っていったのですが、開始後、約30分でほぼ完売となってしまい、結局、3回ほど商品を追加いたしました。

当店も他店もまだ初めての取り組みですが、今までの永福町にはなかったイベントなので、更に皆様にご指示いただけるようがんばっていきたいと思います。

気付いた点やご要望などがございましたら永福町商店街まで

2007年9月29日(土)
第一回 永福町しあわせ通りナイトバザールの様子

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9月29日(土)は「第一回 永福町しあわせ通りナイトバザール」に出店いたします!

9月29日(土)は「第一回 永福町しあわせ通りナイトバザール」に出店いたします!

今月より永福町で毎月、新しいイベントが開催されるのはご存じでしょうか?

杉並区からのバックアップもあって実現したイベントですが、永福町商店街の各店が永福町の線路沿いの通り(しあわせ通り)に出店し、ナイトバザールを行うというものです。

会場となるのは井の頭通りとは反対側の線路沿いの通り。

この通りは「しあわせ通り」と名付けられ、フラワーロードとして今年から多くの花が植えられています。

各店は屋台を用意して様々な出店を行います。

当店では支店のような感覚で、ラ・ファリネッラからはお馴染みのイタリアの伝統菓子や先日の夜祭りであっという間に完売となってしまった限定のイタリア惣菜セット、伊太利亜輸入食材などを販売。

ヤマザキヤでは貴重ないも焼酎「深海うなぎ」の試飲即売会を行います。

お近くの方は是非、お越し下さい。

第一回 永福町しあわせ通りナイトバザール

日時:9月29日(土) 午後5時~8時
詳しくは永福町商店街ホームページにてhttp://www.eifukucyo.com/

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那須ワイン -NASU WINE-の進化

今日は朝からワインのインポーター各社に那須ワインでお馴染みの渡邊葡萄園醸造が加わった試飲商談会に出席してきました。

P1010413 まずは目的の那須ワインへ。

醸造家の渡邊嘉也さんと会うのは半年以上振りでしたが、お元気そうで何より。

でも、もう今年の造りが本格的に始まっているという中での東京出張でちょっとお疲れ気味かな?

それでも渡邊さんは元気に現状をご説明いただきました。

ここで「那須ワイン -NASU WINE-」をご存じない方のためにちょっとだけ説明。

渡邊葡萄園醸造の現当主であり、醸造家である渡邊嘉也さんはボルドー大学を出た後、ボルドーの各シャトーでワイン造りに従事し、ボルドーの第2級格付けシャトー、シャトー・ピション・ロングヴィル・ラランドの7人の醸造家の内の一人に抜擢され、数ヴィンテージを造り上げた後にピション・ラランドの運営する注目のシャトー、ベルナドットの立ち上げの中心となり、かのジャン・リュック・テュヌヴァンのもと、今をときめくシンデレラワイン、シャトーヴァランドローとマロジャリアの醸造を担当していたという世界最高レベルのワイン造りの経験を持っています。

日本人醸造家でこれ程までのワイン造りの経験を積んでいる人は他にはいませんし、その技術というものはずば抜けており、「本当のワイン造り」を知っている唯一の日本人醸造家と言っても過言ではありません。

そんな渡邊さんが新しいヴィンテージを発表するというので楽しみにしていました。

今日はメルローがメインなのでこのワインに絞って御紹介。

まずは2002年。

このヴィンテージがファーストリリースでまだ樹齢も低かったために以前から何度か口にする度に何か物足りなさを感じており、熟成の期待もしていなかったのが正直なところ。

しかし今日飲んでみたら非常に良い!

複雑味も出てきてバランス良い骨格も生まれている。

今までには感じなかった魅力が溢れており、渡邊さんの目指している「骨格があり、複雑でありながらも飲みやすい古典的で本来あるべき」のボルドーの味わいにしっかりとなっている。

これには正直、驚いた。

お次は2003年。

こちらは当店でもストックがあるが、今が飲み頃。

バランスが良くなっており、特出していた強さが収まり食事と楽しみたい一本。

手間暇を掛けて料理を作ってゆっくり夫婦で楽しみたいワインですね。

お次は2004年。

やはり垂直でテイスティングしていくと葡萄自体のポテンシャルが上がっていることが良くわかる。

2004年は出来も良かったこともあるが、力もありまだまだ若い。

しかし、香りも味わいをしっかりとしているので現状でワイン単体でちょっとチーズをつまみたくなるような感じの出来映えです。

2005年も非常に濃い仕上がり。

以前にワイナリーで樽からテイスティングさせていただいたが、やはり力強く、まだまだ飲むのにはもったいないかな。

ゆっくりと熟成を待ちたい。

2006年は初お披露目。

実は昨年のこのヴィンテージは那須ワインにとって非常に厳しいヴィンテージだった。

ほとんど実らず、極わずかな収穫量から造られたワインだが、こういったときにこそ、いわゆるバッドヴィンテージの時こそ醸造家の真価が問われるとき。

これは世界中のワインに言えることだが、ワインでは「良い年」、「悪い年」という評価があり、それによって価格が大きく変動している。

しかし、これらは非常に大まかな目安であって、現実には「良い年」だから「良いワイン」。「悪い年」だから「悪いワイン」とは限らない。

ご承知の通り、ワインは原料である葡萄の出来映えが、ワインの出来映えを決める。

良い葡萄が採れた年にワイナリーが良いワインを造るのは当たり前のことであるのだが、悪いとしにこそ素晴らしいワインを造り出すことのできるワイナリーこそ、本当に素晴らしい生産者だと思っています。

近年ではボルドーで言えば2000年、2003年、2005年などが良い年とされており、ワインの価格も到底、私達の手が届く物ではないほどに値上がりしていますが、実際にこれらのワインを飲んでみて思うことは「葡萄に頼って」造られたワインが多いと言うこと。

実際に葡萄の出来映えが良かったのでそれで構わないとも思いますが、これらのヴィンテージは大変暑い年で、特に2003年などは夏のパリで多くの死者が出たほどの猛暑。

こういった年は糖度が非常に上がり、アルコールも高く、濃いワインが造り出すことができるのですが、その分、酸度が低くなり、長期熟成には向きません。

何年もの「熟成」という時の流れが必要な伝統的なボルドーワインには逆に厳しいヴィンテージでもあるのです。

しかし、近年では長くストックすることは経費上、無駄であり、早く飲めるタイプのワインの方が好まれるという傾向が世界中に広がっており、力強い果実味に溢れ、パンチのある味わい、そして若いうちからタンニンが柔らかく渋くない。というワインが世界的に好まれ高く評価されています。

世界的なこの傾向故に最近ではバッドヴィンテージはソムリエ達からでさえ見向きもされないことが多いのですが、実はこういった悪い年に生まれる本当に素晴らしいワインという物は多く存在します。

悪い年は悪い年で長期熟成に向くワインを造り出すことは難しいのですが、逆に普段、長い熟成を要する生産者のワインなどは早いうちから楽しむことができ私達消費者からすれば手頃な価格で手に入れることができます。

また、悪い年こそ良いワインを生み出す生産者達もいます。

その裏には大変な努力があるのですが、そういった経験と努力により生み出されるワインは時にかつてないほどに感動的なものとなり得ることがあるのです。

今回の那須ワインの2006年にもその感動を感じることができました。

2004年や2005年のような長期熟成に耐えうる感じはしませんが、今から数年内に飲むには非常に美味しく、飲み手によっては逆に樽のニュアンスや骨格とタンニンのバランスなどは美味しく感じるかも知れません。

「悪い年」に「良いワイン」を造る。

醸造家 渡邊嘉也さんはそれができる数少ない生産者だと確信しました。

那須ワイン-NASU WINE-販売ページ:http://yamazakiya.biz/nasuwine.html

那須ワインを後にし、他のブースを回りましたが、今回はオーストラリア、アメリカ勢が良く感じられました。

中でも注目したのがニューヨークワイン。

当店では10年来、細々とニューヨークのワインを扱っていますが(常連さんでもほとんど知らないと思う)、最近、ニューヨークワインの品質も更に上がり、生産者も増え、注目を浴びています。

今回、そんなニューヨークワインの専門輸入業者が出展していたので、全アイテムをテイスティングしたところなかなかおもしろい。

こちらは近日中に御紹介できると思います。

後はオーストラリアワイン。

当店のオーストラリアワインの取扱いはオージーワインファンにはオージーぽくないとお叱りを受けそうなラインナップですが、今回見つけたのは結構、オーストラリアしているかな。

値段も手頃でいい感じ。

こちらはまだ御紹介までに時間が掛かるかも知れません。

いずれにせよお楽しみに。

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絶品いも焼酎「深海うなぎ」が飲める店

Unagi_laber 絶好調の希少ないも焼酎「深海うなぎ」が飲めるお店の御紹介です。

深海うなぎについてはこちら:http://yamazakiya.biz/marunishi.html
※ヤマザキヤ店内で試飲いただけます。


やきにく家 房(ばん)様
〒168-0064
東京都杉並区永福4-5-1 共和ビルB1F
TEL 03-3321-9875
OPEN/17:00 LAST ODER/0:00
ホームページ:http://homepage3.nifty.com/yakinikuban/index.html

遠方からはるばる足を運ぶファンも多い焼肉屋さんで、永福町の名店の一つ。
焼肉はもちろん絶品ですが、一品料理やワインをはじめとしたドリンク類のメニューも多く、美食家には嬉しいお店。
焼酎も「深海うなぎ」の他にもかなりの種類が楽しめます。

P1000226 P1000208

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涼しくなってきたので燗酒を

だいぶ涼しくなってきて秋らしい空気に変わってきました。

今日はお店の前に永福町界隈で最後の御神輿が通り、この御神輿が通ると秋がやって来るという感じです。

こういった陽気になるとやはり日本酒を求めるお客様が急に増えていきます。

やっぱり皆さん日本人。

秋の風を感じると自然と美味しい食と酒を求めてしまうんですね。

旬を重んずる日本人らしい感覚です。

当店では昨年あたりから「お燗して美味しいお酒下さい。」いうお客様が増えてきており、特に若い女性に人気です。

今日、下高井戸のおでん屋さん「たら福」のご主人と話していたらお店で「お燗を下さい。」というお客様が増えているという嬉しいお言葉をいただきました。

温めて飲むという「お燗」は日本酒特有の文化。

体に優しく、アルコールも回りやすい為に量も自然に減らすことができます。

そして何よりも冷やで飲む何倍も美味しくお酒が変化する。

温度によって味わいの印象がガラリと変わるのもおもしろいところですし、良い酒は冷めてしまった状態のいわゆる「燗冷まし」も非常に美味い!

ちなみに私なんかはわざと燗冷ましをして飲むことが多いです。

こんなに素晴らしい伝統文化なのにずっと嫌われていたのはなぜでしょうか?

実は私も若いときには日本酒嫌いで熱燗なんてもってのほかでした。

あのムッとするアルコール臭さが本当に嫌で嫌で、小さな頃から苦手だった上に学生時代に調子に乗って嫌いなクセに日本酒を大量に飲んでしまい散々な目にあったこともあり、大の日本酒嫌いでした。

しかし、この道に入り、私が無知であったことを思い知らされていたのです。

私が若い頃に飲んだり、印象の悪かった酒は醸造アルコールや酸味料、糖類などを多く添加したスーパーやディスカウントで安売りされているようなお酒で、戦後の米・酒不足で生まれたいわゆる「三倍醸造酒」の流れのもの。

戦後にはそういったお酒がほとんどで私が子供の頃もですし、今でもそういったお酒はかなりあります。

私の世代までの記憶では「燗酒」を飲む人は「チンチンに熱くしてくれ」とお酒を頼むという感じですが、これは「チンチンに熱い酒」が美味いわけではなく、酒自体が良くないので熱くして味をわからなくし飲んでいることがわかりました。

もう一つ問題なのは飲み屋さん。

飲み屋さんでは今も「お燗器」という機械(よく一升瓶が逆さに刺さっている機械)で、燗酒を提供しているところがありますが、あれはいけません。

ずうっとお酒は過熱されている状態の上に前日の残りなどが機械内に残っており最悪なのです。ついでに言えばレンジもダメ。

注文後に一本一本、お銚子で燗をつけてくれるのがやはり良いのです。

今では錫製で湯煎をすればすぐにお燗がつけられるものも販売されているのにそこまで気を使ってくれるお店は本当に少ないもの。

もう一つの問題はお燗をするお酒。

飲食店でメニューを見ると「燗酒」と書いてあることがよくあり、冷酒のメニューには銘柄がズラリと並んでいることがよくあります。

「燗酒」なるメニューがどんな酒かわからないので聞いてみると銘柄を教えてくれない。

そこで、銘柄の明らかにされている酒を燗してくれと頼むと「これは冷酒用なのでお燗はできません」との答え。

「はぁ???」

それらの銘柄は浦霞や一の蔵、久保田や八海山などの本醸造。

何でできないの?と思いますが、店の方は「これは冷酒用なので」の一点張り。

結局、店で用意している「燗酒」なるものを注文してみるとやはり飲めた物じゃない。

こういう酒の知識もなく利益ばかり重視している店が非常に多く、日本酒のイメージを下げているのは明かですね。

「燗酒」に抵抗を感じている方がいらしたら自宅で一度、純米酒を燗してみて下さい。

お銚子にお酒を入れてゆっくりと湯煎してあげてまずは40~45度ぐらいで試してみてください。

いつも冷やで飲んでいたお酒の知らなかった部分がたくさん出てきますよ。

一度試してみたら少しずつ温度を飲んでみて下さい。

辛さや甘さの感じ方が変わります。

ご家族や夫婦で試してみれば楽しさ倍増!

是非、今宵は燗酒をお楽しみ下さい。

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花垣販売ページ復旧しました!

Mark_hanagaki1 以前に間違えて消去してしまいデータのバックアップを取っていなかったので、ずっと消されたままとなっていた福井県大野市・南部酒造場「花垣」の販売ページをやっと復旧させることができました。

花垣ほどアイテム数があると作り直しは大変でしたが、新アイテムも加わり充実しました。

また、店頭のみの販売でした人気の「花垣の純米梅酒」もネット購入いただけるようになりましたので宜しくお願いいたします。

花垣の梅酒は蔵元はリリースすぐに完売してしまい、各販売店も在庫がなくなっておりますが、当店はなくなる寸前に無理を言って在庫を分けていただきましたので、まだ少し余裕がございます。

但し、一升瓶、500mlともに数自体は少ないのでお早めに!

福井県大野市 南部酒造場「花垣」販売ページ:http://yamazakiya.biz/hanagaki.html

私が燗酒として最も好きなお酒

「花垣 亀の尾 純米生もと仕込み 米しずく」が、下高井戸の飲食店「たら福」様で扱っていただけることになりました。

たら福さんは福井県の名物「へしこ(鯖のぬか漬け)」がメニューにあり、この「へしこ」と「花垣 亀の尾」のぬる燗なんて飲んだ日には美味すぎて涙がちょちょ切れあまりの感動に身震いしてしまいますよ。

是非、「へしこ」「おしんこ」「おにぎり」「亀の尾」でお試し下さい。

ちなみに希少な「花垣の純米梅酒」も楽しめます。

「花垣」飲める店御紹介

世田谷区下高井戸「おでんと鮮魚料理 たら福」様

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京王線・東急世田谷線の下高井戸駅より徒歩2分の場所に2007年1月にオープンしたばかりのおでんと魚料理のお店です。

料理はどれも繊細な味付けながらもしっかりと深みのある優しい味わいで下ごしらえから丁寧な仕事ぶりがうかがえ、特におでんは繊細ながらもだしの旨味がバッチリと効いておりつゆだけでゴクゴクと飲んでしまうほど。

是非とも日本酒と合わせてお楽しみ下さい。

カウンターメインのお店ですが、スペースを広々と取っており、店主の今井さんの優しい人柄も加わり、ゆっくりとくつろげ女性の方も気軽にお楽しみいただけると思います。

ちなみに大のビール等である私から見て、こちらの生ビールは最高ランクの部類に入る美味さですよ!

町中の飲み屋さんもこういう美味しい生ビールを提供していただきたいものです。

下高井戸 おでんと鮮魚料理 たら福

東京都世田谷区赤堤4-12-20

電話 03-6750-5529

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酒とタバコと私

今日は酒屋を営んでいる『一般人』としての意見。

私は皆さんご承知の通り酒屋をやってます。

酒は近年の発泡酒や焼酎の値上げなどで皆さんもご理解いただけた通り、価格のほとんどが税金という商品。
この点が他の物売りと明らかに異なる点であり、しかも、他の商売と比べた場合には極端に利益が少ない。
言わば酒屋という仕事は税金集めの片棒のような仕事だが、かつては国のためである仕事のため、酒類販売免許という名の力の下で守られていました。
しかし、近年の自由化の波で、この特権はほぼ消え去ることに…

これはタバコ屋さんも同じような感じなのですが、明らかに違うのは価格。

タバコの場合には値崩れはしませんが、酒類の場合には市場価格はメチャクチャの状態。

もともと利益の少ない商品で安売りするわけですからどこかで歪みが出たり、自分で自分を首を絞めてしまう状況になるのは当たり前です。

これらにより「免許」という特権に頼ってきた古い体質の酒屋達は淘汰されてしまいました。

仲間が減っていくのは非常に残念なことなのですが、私も含め、「酒屋」という仕事を見つめ直す良い機会であったとは思います。

しかし、税収アップのために「自由化」という安易な考えにはいまだに疑問が残り、最近でも焼酎ブームだから焼酎の税率を上げる。
発泡酒が主体になったから発泡酒の税率を上げるなど非常に安易な考えしかできない国の体制のレベルの低さには呆れてしまいます。

自由化から安売りに移行したことでどうしたら安く売れるかばかりを考え、本当のお酒の美味しさを伝えることを忘れてしまったが為に更なる消費者の酒離れが起きてしまったと私は考えており、更に安易な増税は酒離れを促進したと思います。

そういった観点から考えると国の政策は酒税による税収を増やすどころか減らしたのではないでしょうか?

タバコについてもかつてから財源に迫られた「値上げ」と言う名の「増税」が行われてきましたが、健康や周囲への迷惑から喫煙者人口も減っていき、酒税と共に莫大な日本の収入源がかつてないほどに急速に減っているのが実状だと思います。

となるとどこかで収入を増やさねばということになりますが、最初にクローズアップされるのが消費税ですよね。

これに関する私の考えはここでは伏せておきますが、一つ言えるのは酒税もタバコ税も消費税もいつも非常に中途半端に感じます。

酒とタバコに関して言えば「国民の健康」を考えればもちろん飲み過ぎ吸いすぎは良くない。

タバコについては喫煙者である私もできれば吸わない方が良い方だと思っています。

現在のヨーロッパなどでは酒については安い物ですが、タバコは驚くほど高い。

ひどいところは一パック¥1,000位してしまいます。

これだけ高いと一本が50円するわけですから結構、大切に吸うことになり量も減ります。

未成年などはとても常喫できる価格ではありませんから気軽に手を出すなんて事はなくなると思います。

健康面についても量も減りますし、お財布との兼ね合いで思い切って止める人も多くいます。

それでも吸いたい人は高かろうが何が何でも吸いますよね。

タバコのように喫煙者を減らしたいけど減ると税収が困るというようなものには思い切りが必要なのではないでしょうか?

分煙に関しても同じで中途半端だと思います。

やるのであれば外では一切禁止等の処置が必要。

しかしながらその分、愛煙家にも配慮が必要で、きっちりと「吸える」場所も提供すべきだと考えます。

ないないずくしでは国民の不満は一向に減りません。

何だか今回のブログの方向性がわからなくなってきましたが、私が思っていることはこういうこと。

私は酒もタバコもやり、そこだけをみると酒税とタバコ税はかなりの金額を払っていることになり、更には酒屋という仕事なので、酒税の「集金役」のような役割もある。

これだけ国に貢献しているのに今の世の中では酒飲みと愛煙家は煙たがられ肩身が狭い・・・

厚生年金を使ってリゾートなんか立てているんだったら酒税とタバコ税を使って酒飲みと愛煙家のためのリゾートを作ってくれればいいのにと思います。

それらの施設がいつでも自由に使えるようだったら税金上がっても文句言わないのにな。

なんていう私のお馬鹿な戯言でした。

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魚が美味い!漁港の酒「川亀」

西の台所を支える四国最大の漁港『八幡浜』。

この地で百年以上にも渡り、漁師達に愛され続ける酒があります。

P1010307 その名は「川亀(かわかめ)」

川亀を造るのは天才杜氏の呼び声高い6代目の若干30才、二宮靖氏。

彼と出会ったのはまだ、二宮君が酒造りを始めたばかりで初めて飲んだときは全く知らない酒であった。

その頃の酒はまだ安定感がなかったが、中にはずば抜けた旨さがあるものがあり、彼は期待できると確信しました。

その後、何年かお酒の出来映えの経過を見ていき毎年のレベルアップの高さに毎年、驚いた!

全ての酒は品質が急上昇し、ムラもなくなってきたという所で当店での取扱いを開始したのです。

彼の天才的なセンスと技術で造り上げられる「川亀」はみるみる評判を呼び、首都圏を中心に多くのファンを獲得してきました。

ポップで明るいキャラの彼ですが、その表向きの若いキャラとは裏腹に造られる酒は非常に古典的な酒質。

「若き天才杜氏」と言われるにはもちろん天性のセンスもあるのですが、その裏には彼の大きな努力が生きているのです。

彼は酒造りを始める際、古くさい蔵の体制をガラリと変えて自分一人で酒造りを行うことを決めました。

しかし、自分にはまだ、経験も技術もない。

でも、自分はみんなをビックリさせられる酒が造れるはずだと自分を信じ、悩み苦しみながらも酒造りに没頭しました。

また、彼は大学時代に酵母の研究を先行しており、その道ではプロフェッショナル。

その知識と経験を生かし、独自の酵母を造りだしているのが特徴的で、これによって「川亀」の個性が生まれているのです。

このような道のりから「天才杜氏」二宮靖の「川亀」は人気を呼んでいるのですが、今年の二宮君は何かが違う!?

18BYの酒をお飲みになられた方は築いているはずですが、これまで以上に美味い!

毎年、良くなっているので前年より美味いのは当然なのですが、それにしても段違いに美味い!

春に彼にあったとき「何でこんなに今年の酒うまいのさ?」と聞いたところ「今年は麹作りからきっちり真面目に造りましたから」の答え。

「???今までは・・・」とつっこみたくなる答えだったが、その答えの秘密は彼の幸せ。

彼は昨年、めでたく結婚し、奥さんのため家族のために更に気合いを入れて酒を造ったということでしょう。

とにかく美味しくなることは良いことです。

まだまだ、がんばってね二宮君!

・・・とここまで褒め過ぎちゃったかな?
でも、彼は褒められると伸びるタイプですので、皆さん、応援宜しくお願いいたします。

<今日の入荷アイテム>※税込価格

・川亀 純米吟醸ひやおろし低温熟成原酒生詰17BY
1.800ml-\3,150
720ml-\1,575
松山三井55%精米
日本酒度:5.0 酸度:1.7

毎年人気の「ひやおろし」。
今月はブログでも何度か書いたが、「ひやおろし」という酒は春に搾った酒が夏を越して円熟になり出荷される酒。
しかし、「川亀ひやおろし」は毎年「一年半熟成」なのです。
これをひやおろしと言って良いのかとも思いますが、麹作りから気合い入りまくりの二宮君の酒は一年半待たねば「ひやおろし」のような円熟した旨さが出ないと言うことなのでしょうね。
それだけ酒が良いという証明です。

・川亀 亀甲ラベル 山廃純米18BY9号
1.800ml-\3,150
720ml-\1,575
八反錦60%精米
日本酒度:6.0 酸度:1.9

こちらも「ひやおろし」タイプとして秋に出荷される毎年、楽しみな酒。
二宮君曰く、「つくんのすっげぇ~大変なんすけどうまいっしょ!」という自信作。
心を落ち着かせるゆったりとした果実香と山廃ならではの立体感を感じさせながらも繊細さやキレの良さが光ります。
脂の乗り切った魚によく合いクリーム系の洋食やチーズなどとの組み合わせもおもしろい。お燗でゆったり飲みたいですね!

・川亀 亀甲ラベル純米吟醸18BY5号
1.800ml-\3,150
720ml-\1,575
松山三井55%精米
日本酒度:5.5 酸度:1.7

こちらは初夏に18BYの亀甲ラベル第一弾としてリリースされた酒なのだが、何故か仕入れ忘れていた。
独特の酵母で仕込まれる純米吟醸は桃や洋梨のフルーティーな香りに溢れ、この香りと味わいが「川亀」人気に火をつけた秘訣だと言えます。
「川亀」未体験の方はこちらからどうぞ。

かわいいラベルとスッキリした味わいの「特別純米」と私が現状の「川亀」の中でピカイチの出来とおすすめする「限定亀甲ラベル純米吟醸18BY6号”備前雄町”」も再入荷しております。

これから魚に脂が乗って最も美味しい時期。

漁師さんに100年以上愛され続けている酒が、魚に合わないわけがないですよね!

良い魚が手に入ったら迷わず「川亀」をご指名下さい。

愛媛県八幡浜市・川亀酒造「川亀(かわかめ)」販売ページ:http://www.yamazakiya.biz/kawakame.html

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鍋島本丸~鍋島米で造り上げた感動の酒 追加しました!

今月に入り、たくさんのお問い合わせをいただきました佐賀県鹿島市・富久千代酒造の「鍋島米仕込み”鍋島(本丸)”。

入荷してあっという間に売り切れてしまったためにもう数がないところを飯盛さんに無理をお願いして再入荷しました!

今度こそ残り24本で終了ですよ!

まだ、この感動の味わいをお試しになっていない方はお早めに!

※九州出荷用は「鍋島本丸」、県外用は「鍋島」銘柄。
 当店は東京ですので、入荷分は「鍋島」ラベルとなっております。

鍋島(本丸)販売ページ:http://www.yamazakiya.biz/nabeshima.html

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花垣酒塾参加してきました。

今日は私が最も尊敬する蔵元、福井県大野市の蔵元・南部酒造場が主催する「酒塾」に参加してきました。

この「酒塾」は南部酒造場が醸す「花垣」の中でも極限られた限定流通商品となっている「膳々(ぜぜ)シリーズ」の販売店向けに「地酒専門店」として更なるレベルアップを図ってもらおうと南部社長が企画した「プロ中のプロのための日本酒勉強会」

Sakejuku2 今回のテーマは香り。

日本酒に見られる健全な物と不健全な物の代表的な合計12種類の香りにスポットを当て、南部酒造場が各々にその香りを特出させた酒を特別につくり、実際に体感してスキルアップを図ろうというもの。

内容は難しいのでこのブログ上では省きますが、まずは簡単に各香りの特性を説明して早速、実践。

内容の伏せられた酒が12種類並び、それらがどの香りに属するか当てていくというもの。

私は一応、日本ソムリエ協会のワインアドバイザーの資格を持っているので自信があったのですが、これがやってみると結構難しい。

例えば酸のニュアンスが特出したものでも乳酸系と酢酸系に分けられるが、強烈になるとどちらも酸っぱい香りで鼻が麻痺し、判断が鈍ってしまう。

ほかには活性炭の使いすぎで出て来るという炭素臭などは非常に微妙な香りで捉えづらかった。

今回の12種類は10種類が問題のある香りで、いわゆる「臭」。

そして残り2種類は正常な香りで良い物とされる「香」で両者とも吟醸香であった。

私がソムリエの学校に行っているときによく怒られていたことで、今回の酒塾においても同じ説明があったが、プラスの印象になるものは「かおり」、マイナスである印象のものは「におい」と分類するのが好ましいと思います。

よく、テレビなどの料理番組で料理やお酒などをリポーターが「良いにおい」などと言っていることがあるが、これはあまりよいことではないと思いますので、お気を付け下さい。

ちょっと中断してしまったが、今回のこのテイスティングには私は結構、自信があり、中でも「吟醸香」はいくら何でも間違えないでしょう。と思っていた。

が、しかし、見事に間違えてしまった・・・

吟醸香には代表的なものが2種類あるのだが、一つは柑橘類やりんごの香りが特徴的な「カプロン酸エチル」の香り。

これは分かり易いのでさすがに正解。

もう一つはバナナや洋梨にたとえられる「酢酸イソアミル」の香り。

これも自信があったのだが、間違えた。

何と間違えたのかというとセメダイン様の香りである「酢酸エチル臭」。

説明によると「酢酸イソアミル」という香りは「酢酸エチル臭」との境界線が非常に微妙で、鑑評会などではほとんど評価されず、審査員達に「酢酸エチル臭」と判断されてしまうことが多々あるそうです。

正解を聞いてからもう一度、酒を利いてみるとなるほど、両者ともセメダイン様のニュアンスを感じるが、「酢酸エチル臭」の方が後からより強く感じ、それが消えずに脳にまで伝わってくる。

私はこの手の臭いは苦手ではないので、良いか悪いかの判断となると今回のサンプル程度だったら良い方に感じてしまう。

現実、回答を間違えたのはそういった理由からだった。

ちなみに私の正解率は50%で、かなりショックだったのだが、このテストは50%取れば全然、良い方らしい。

それほどシビアなテストなのだが、やっぱり悔しいからもっと経験積みたいな。

でも、こういった経験って酒販店でもなかなかできない。

今回は南部酒造場が「花垣 本醸造」をベースに特別に仕込んでくれた物なのだが、このセットを欲しい人は結構いるのではないでしょうか?

よく、これは正しい香味なのかこの酒は最初からこういうものなのか。
劣化か熟成か。
酒から出た物か醸造機材からかはたまた瓶や栓からかなど悩むことが多々ありますが、こういった香りを覚えるだけでそれらが判別でき、お酒が正常な物か否かの判断材料になります。

私もここまでシビアに比べたことはなかったので非常に勉強になりました。

しかし、私もまだまだ修行が足りんな。

そんな「花垣」よりこれからの季節におすすめのお酒が入りました。

Kamekimoto 花垣 純米生もと 米しずく
1.800ml ¥3,045

花垣 純米吟醸 亀の尾
720ml ¥2,100

両方ともお燗が冴える純米酒。

どこか懐かしさを覚える秋の田んぼの中を歩いているようなふくよかな香り。

これらを飲む度に本来の日本酒、特に純米酒はこういったスタイルであるべきではないかと考えさせられます。

これらのお酒はそんな古を感じさせる味わいながらも徹底した温度管理や清潔な蔵内に由来する現代的なクリーンさも感じさせ、「温故知新」の良さを酒から感じ取ることができます。

これから秋の味覚が美味しくなってきます。

花垣のぬる燗でゆるりとやってみませんか?

福井県大野市 南部酒造場「花垣」販売ページ:http://yamazakiya.biz/hanagaki.html

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次郎長もビックリ!ハイコストパフォーマンスな「臥龍梅 吟醸袋吊り雫酒」

先日、入荷していたのですが紹介しそびれておりました。

こんなに良い酒なのにスイマセン。

Sizuku_ginjo_2 (静岡県清水市・三和酒造)
臥龍梅 吟醸50%磨き袋吊り雫酒
720ml ¥1,680(税込)

今や飛ぶ鳥を落とす勢いの人気酒「臥龍梅」の希少な限定商品です。

純米ブームでアル添商品が苦戦する中、この吟醸酒だけは大人気!

その人気の秘密は誰もがイメージする大吟醸の華やかさを持ちながらも原酒のため厚みと飲み応えもあり、更にはキレが良いとまさに三拍子揃ったお酒。

しかも、この品質に比べ価格が安い!

何せ山田錦を50%まで磨き上げた大吟醸といっていいスペックですからね。

今回の限定酒はそんなにすごい酒を更に袋吊りしたレア物。

更に華やかさを増し、袋吊りならではの骨格のある旨さ。

生貯で夏を越し、まろやかさと幅も出てきて、この時期に楽しむことのできる贅沢な酒です。

また、臥龍梅は日本有数の漁港、清水の酒だけあって魚料理との相性も良い。

これから魚の美味くなる季節には嬉しいお酒ですね。

それにしても安い・・・

「臥龍梅」販売ページ:http://www.yamazakiya.biz/garyubai.html

(予告)

近日中に「魚が美味い酒」でお馴染み愛媛県八幡浜の酒「川亀」が「ひやおろし」を含め、多数入荷してきます。

八幡浜は四国最大の漁港。

「川亀」はこの地で100年以上に渡り、漁師達に愛されてきた酒。

魚料理と合いすぎるほど相性が良い!

更に成長した若き天才杜氏・二宮靖の今年の酒は何かが違うぞ!

乞うご期待。

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塩辛と甲州のマリアージュ

本日もまだまだ勝沼ワインのお話。
昨日は妻がキムチ鍋を食べたいということになったのだが、私はワインが飲みたい。
さぁ、困った。
キムチのように唐辛子の辛さや乳酸発酵の味はなかなか難しくワインは合わせずらい。
普段だとドイツのリースリングかニュージーランドのソーヴィニヨンブラン、セミヨン強めのボルドー白あたりをチョイスするのだが、どうも飲みたいものがない。
と思っていたら、そーだよこれがあるじゃん!と入荷したばかりのハラモ ヴィンテージ甲州2006年をチョイス。
仕事を終えビールを飲んでいると妻が肴にと知人にいただいた塩辛を出してくれた。
塩辛かぁ… 私は塩辛が大の好物で自分でも作ったりするが、白いご飯と食べるのが好きだ。
酒の肴となるとビールとも生臭くなってしまうし、日本酒でも味が壊れてしまいワインとなってはこれ以上、ヒドイ組み合わせはないというほど…
しかし、今日、開けているのは甲州種によるワイン。
甲州は魚料理や刺身と合わせても生臭くなるどころか旨さを倍増させるという特性を持っている。
まぁ、勉強のためにと試してみることにした。
塩辛を一口、そしてワインを口にしてみると…うぅっ、美味い!
これにはかなりびっくりした。
正直、甲州といえどいくら何でも塩辛とは合わないでしょ。と思っていたのだが、ハラモワインの甲州が持つ柑橘の香りが、塩辛にユズを加えるように爽やかを演出。
そして、厚みのある旨味が塩辛の生臭さを打ち消すどころか、更なる美味しさの幅を広げてくれ、悪くないどころが非常に素晴らしいマリアージュでハマってしまい、一気に箸とワインが進んでしまった。
キムチ鍋に関してもワインの持つ甘味と旨味がバッチリとハマリ最高の組み合わせ。

皆さんも試してみてはいかがでしょうか?

Surlie ハラモワイン購入ページ:http://yamazakiya.biz/haramo.html

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お店も衣替えしました。

いやぁ~まだ暑いですね。

石垣島や竹富島では大型台風の影響で暴風が吹き荒れているそうで、心配です。
お気を付け下さい。

昨日は久々に丸一日何も予定のない休日を迎え、今日こそ一日寝てようと考えていたのですが、今年の猛暑にがんばってくれたクーラーや空気清浄機が気になり、結局、お手入れをしていた一日。

秋に向けて少しずつ準備をしていかないとね。

でも、もうちょっとゆっくりしていたかったかな。

さて、先週に来店された方は工事中でご迷惑をお掛けしておりましたが、昨日、工事が終了し、店頭でのカフェも再開です。

何の工事をしていたかというと外壁を塗り直していたんですね。

07_9out 写真だとちょっとわかりにくいですが、以前の真っ白からアイボリーかかった色に衣替えしました。

近くによると「風紋」という渦を巻いたような独特の模様がわかります。

07_9out2 それにしても左官屋さんというのも楽しそうなお仕事。

棟梁と若い職人の塗っているところを見ると明らかに出来が違う。

やはり何の世界でもそうですが、経験に勝る物はないですね。

心機一転となりました当店に是非、足をお運び下さい。

今月は新入荷ラッシュですよ!

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原茂(ハラモ)ワインが仲間入り!

先日の勝沼訪問記でも御紹介いたしました「原茂(ハラモ)ワイン」が新入荷いたしました。

ハラモワイン紹介ページ:http://yamazakiya.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_6bdb.html

All 原茂ワイナリーは先日のブログでも書いたとおりどうしても皆様に紹介したかったワイナリー。

私は尊敬する「ルバイヤート」の大村春夫氏とこの「ハラモワイン」の古屋真太郎氏が勝沼ワインをリードしていき、この先、日本全体のワインをドラスティックに向上していってくれると信じています。

とにかくフラッグシップであるメルローやシャルドネは本当に日本で日本人が造った物なのかと疑いたくなるほどに世界の上質ワインに全く引けを取らない出来映え!

更に日本固有の葡萄品種である甲州、甲斐ノワール、甲斐ブランは世界で類を見ない独自の個性を発揮しており、すでに欧米で人気を博している甲州種に続き、甲斐ノワールは世界を驚かすワインになると確信しています。

まだ、原茂ワインを口にしたことがない方は試してみてください。

そこには新たな驚きと感動がきっとあるはずです。

(新規入荷アイテム)※税抜き価格
・ハラモヴィンテージ シャルドネ’05 ¥5,239
・ハラモヴィンテージ メルロー’04 ¥5,239
・ハラモヴィンテージ 甲斐ノワール樽熟成’04 ¥4,743
・ハラモヴィンテージ 甲斐ノワール’05 ¥1,860
・ハラモヴィンテージ 甲州甲斐ブラン’05 ¥1,510
・ハラモヴィンテージ 甲州樽熟成’05 ¥2,010
・ハラモヴィンテージ 甲州シュールリー’06 ¥1,760
・ハラモワイン 赤’06 ¥1,260
・ハラモワイン ラ・フォリア(デラウエア)’06 ¥1,160

ワイナリーを訪れたことがある方はシャルドネ、メルロー、甲斐ノワール樽熟成に関して「あれっ、高くないこれ?」と思ったかと思います。
そうです。原茂さんのフラッグシップとなるこれら3種類のワインはワイナリーで販売している価格よりずいぶんと高いです。

実はこの3種類については正式にリリースされている商品ではなく、いわばまだ販売されていない試験的なワインです。

そのため販売はワイナリーのショップのみとなっており特約店での販売はまだ始まっておらず、ワイナリーの考えではまだ試験段階の完成品ではないために多くのお客様に試していただこうと手頃な価格に抑えて販売しています。

しかしながらこれらのワイン年産300本前後とはあまりにも数が少ない。

私は試験的な段階でもこれだけ高いポテンシャルを持っているワインですので是非ともストックしておきたいと思い、今回、無理を言って分けていただき、価格については私の方で設定してみてくれと言うので、品質から考え、上記のような価格にしました。

一見、数字だけを見ると高いように見えますが、私はこれでも少し安いかと思っていますし、更なる熟成を経ていけば非常に価値ある品質のワインと確信しています。

これで当店で取り扱う本格的な国産ワインの扱いは以下のようになりました。
※無添加ワインについては除いています。

(山梨県勝沼)「ルバイヤート」丸藤ワイナリー 醸造家:大村春夫氏
(山梨県勝沼)「フジクレール」フジッコワイナリー 醸造家:雨宮幸一氏
(山梨県勝沼)「ハラモワイン」原茂ワイン 醸造家:古屋真太郎氏
(栃木県那須)「那須ワイン」渡邊葡萄園醸造 醸造家:渡邊嘉也氏
(長野県塩尻)「五一ワイン」林農園 醸造家:猪狩信次
(山形県上山市)「蔵王スター」タケダワイナリー 醸造家:岸平典子さん

どこも小さな規模ながらも丁寧かつ高い技術、そして何よりもセンスに溢れたワイナリーばかりです。
きっと彼等が日本のワインを世界中の愛好家達をあっと驚かせる日は近いことでしょう!

ハラモワイン購入ページ:http://yamazakiya.biz/haramo.html

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鍋島米仕込み「鍋島本丸」の新聞記事がアップされていました。

昨日、ご案内した鍋島米仕込み「鍋島本丸」の新聞記事がアップされていました。

佐賀新聞記事:http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&blockId=636911&newsMode=article

当店ブログ「鍋島本丸」紹介記事:http://yamazakiya.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_1e58_1.html

当店「鍋島」販売ページ:http://yamazakiya.biz/nabeshima.html

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初お目見え!古代米「鍋島」で造り上げた「鍋島」

以前からお伝えしていた「鍋島米」の「鍋島」がやっと入荷しました!

Nabeshima_2




















(佐賀県鹿島市・富久千代酒造)
古代鍋島米仕込み『鍋島(本丸)』
720ml ¥2,625(税込)

かつて日本に存在していた「鍋島米」を復活させ「鍋島」を造ってみたい。

そんな孤高の天才・飯盛直喜氏の思いからこのお酒の酒造りは始まった。

(以下は飯盛さんから届いたお手紙)

夢に日付を 第1章 「鍋島」米との出会い

 2005年春、「鍋島」と言う江戸時代ごろの品種の米が存在しているのがわかり、大変な驚きと同時に、なんとか手に入れその米で感動できる「鍋島」を造りたいとの夢を思い描きました。その夢の実現に、知り合いのご苦労があり、わずか7グラムではありますが入手することが出来ました。そしてこの米をご縁のあった無農薬の農家さん太田政春氏と佐賀県の農業試験所でそれぞれ増やしていただきました。(種が手元に届いたのが遅く田植えが遅くなり心配しましたが台風の影響も少なく無事自然の恵みを受け取ることが出来ました。)

 昔の品種らしく稲の高さは99.2cmと高く非常に倒伏し易い品種のようです。

夢に日付を第2章「鍋島」米の基礎作り・消費者の皆様と共に

2006年6月、太田政春氏には引き続き本格的減農薬で米作りをしていただき、その「鍋島」米で「鍋島」の酒造りを計画しています。

また、この新しいモノ創りの試みに消費者の皆様にも参加していただこうと農家さんとは別の場所で米作りを行うことにしました。

少ない種籾を農家さんと分け、私たちは一粒ずつポット苗に蒔いて苗造りを行い、青々とした苗(中苗)が出来ました。

6月 田植えそして実りの秋へ。

「雨にも負けそうになった。風にも負けそうになった。」

田植え。大雨洪水警報の最悪のコンディションの中、総勢60人近い家族連れに集まって頂き、田植え開始。無口になるぐらいの雨。子供たちの頑張りに、雷さんも遠くでゴロゴロ・ピッカ・・・  

昼からは、有明海の干潟体験。子供たちにとって本日のメインイベントのはずがまさにバケツをひっくり返したようなド、ド、どしゃ降り。海浜公園前の国道は、既に半分は冠水状態。全員非難するように家路へ。

翌日田んぼでは、みんなの力が、思いがのり移ったのか、多少曲がりくねってはいますが、何とか大地にはりつきそうだ。

7月には、あぜ道や、田んぼの中の雑草を取り。他の稲に比べ青々として明らかに背が高い。その分やや不安材料ではあるが、無事に成育中。

出穂期も過ぎ、これからと言うときに大型の台風直撃。しかも被害の拡大する、西側を通過するコース、通過する時間帯は、有明海は満潮。最悪の事態だ。

台風も近づき、風も強くなってきたので暗くなる前に田んぼを見に行って

その光景に愕然としました。なんと周りの稲は立っているのに、鍋島米だけが既に倒れていたのです。予想はしていたにしても、ここまで弱いとは・・・

ところが座り込んでしばらく見ていると、背の高い鍋島米だけが、身をかがめ風を避けているように見えてきました。(他の短かんの稲たちは、しっかり立って入るが、もろに風を受け、籾同士がこすれあい吹き飛ばされそうに見えてきました。)鍋島は昔の品種で、自然の摂理のままに、後に種を残すための姿に見えてきました。

台風の通過した後、田んぼを見に行くと鍋島だけが、深い緑色と、雨に濡れた稲穂の沈んだ色が重々しい、根元からぼっくり折れ、まるでじゅうたんを敷いたようです。急いで農業指導員さんと農業試験所に相談したところ、稲を一株ずつ起こして、4~6株を穂の下のほうをわらで結びピラミッドのように立てるしかないとの事。このままでは、鍋島米の質も落ちるし、下手したら発芽して駄目になるとのこと。

あの雨の日の苦労を、みんなの思いをここで途切れさせるわけにはいかない来年の種籾としてそのDNAを伝えていかなければならない。

急いで、鍋島特約店のメンバーに連絡、シルバー人材センターにもお願いし作業開始、背の高い鍋島が幾重にも重なり、時間がかかる。炎天下のなか、5日もかかり何とか形にはなった。鍋島米のダメージは大きい。

10月。稲刈り予定していた日は小雨模様。佐賀のメンバーは、次の週に変更。既に出発していた、福岡からのメンバーはこの日に決行。刈り取った鍋島は、蔵に干すことにしました。

次の週、佐賀からのメンバーで刈り取りスタート。秋晴れだ、主催者側だけど、楽しくて仕方が無い、1時間もしないで子供たちは、蛙、虫に興味を持ち、はかどらない作業に、稲刈りマシーンの様に動く親。見ているだけでも楽しい。

次は、刈り取った稲の脱穀、全員で稲をコンバインまで運ぶ、みんな笑顔だ。

脱穀した稲をベッドに寝そべる子供。その青い大きな空、稲の匂い、心の片隅にでも覚えておいて欲しい。

 全ての作業が終了し全員集まった時、全員の方から拍手が起こった。今回で4回目になる稲刈りだが、ここまで感動したことはなかったし、改めて多くの方の協力に感謝したい。できばえは決していいとはいえないが収穫の喜びを全員で感じた時でした。

 そして、問題の等級検査だ。地元JAの関係者の相談に行ったが、検査にはあまり乗る気ではないのが伝わってくる。「よくわからない」とか、「難しい」などネガティブだ。こんなことは書きたくないのだが。

 捨てる神あれば、拾う神ありで、名前は聞かなかったが、真剣に相談に乗ってもらった。何とか検査までこぎつけたが、検査員の方にとっても迷惑なのは承知の上でのお願いだ。何故なら初めて手に取る米で、比較の仕様が無いのだ。今回は、その他のうるち米で検査していただいた。結果は等外だったが仕方ないことだ。(お酒の世界では、等外の米で酒を造っても特定名称(純米酒などの表示が出来ず。純米スペックで造っても、普通酒扱いになってしまいます。)

 検査していただいた関係者の皆様には心よりお礼申し上げます。

夢に日付を 第3章 消費者の皆様と共に酒造りに取り組み

  1月28日鍋島米を使い「鍋島」の仕込みを行いました。私達の田んぼから3俵、農家さんから6俵の収穫で、これを精米し、300kgの白米になります。総米300㎏の仕込みは大変小さな仕込みで、ちなみに大吟醸や純米吟醸で600kg仕込みです。

当日は、麹米と蒸した米をタンクに仕込む作業と、鍋島米の洗米を行いました。仕込みが小さいので仕事量は少ないのですが、多くの参加者があり、全てに係わることが出来ませんが、それぞれ役割を果たして頂きました。発酵の管理はこれだけを冷蔵庫に入れ温度管理いたしました。箱入り娘のよう大切に。

40日後には、無事搾ることが出来、瓶詰めして低温で、熟成させました。ラベルデザイン、化粧箱など時間がかかりすぎましたが、

平成19911日正式発売

こんな思いからこの「鍋島」は生まれた。

私はこのプロジェクトが始まったときに非常に興奮したのを覚えている。

そして今年の春には初めてその酒を口にした。

何とも言えないその旨さは一生忘れることのできないもので、まだかまだかとこの酒のリリースを待ちこがれていました。

今月に入り、飯盛さんから発売の連絡をいただいたのだが、発売日の11日をすぎても入荷しない・・・

どうも、新聞などに紹介され対応にてんやわんやだったらしい。。。小さな蔵ですからね。

でも、無事に本日入荷で、やっと皆様に御紹介できます。

かつて飯盛さんが先代の吟醸酒を飲んで「美味い!」と思ったその味。

その味わいをイメージして仕込まれたそうで、決して香りにこだわらない「旨さ」のある純米吟醸酒タイプに仕上がっている。

古典的な懐かしさを覚える吟醸酒という方向性は復活した古の米「鍋島米」の持ち味を表現するには最高の選択だったと思える。

香りは穏やかながら他には感じたことのないゆったりとしながらもしっかりと主張する酸がこの酒の個性とアイデンティティを確立しており、ふくらみのある味わいはゆっくりと時間をかけて楽しみたいもの。

まだ、試していないがお燗も美味いはずだ。

先程、「純米吟醸タイプ」と書いたが、この酒、実は「鍋島米」が等級外格付けとなってしまい「吟醸酒」を名乗れないのだ。

つまり、法律上は「普通酒」という最も下の等級になってしまうのだが、しかし、その出来映えは誰が飲んでも文句の付けようのない「純米吟醸酒」。

イタリアワインの世界で言えば「スーパー・ヴィーノ・ダ・ターヴォラ(すごいテーブルワイン)」。

イタリアでは有名なキャンティクラシコやソアヴェなどはワイン法で細かい規定があり、生産者によっては品質を追求していくことで結果、規定外となってしまい「キャンティクラシコ」などの名前を名乗れなくなってしまう。

そんな法律に反抗し、誰もが知るワイン名を名乗れなくとも品質の高さで勝負し、最も下の格付けの「テーブルワイン」の格付けながらも世界有数の高い評価を受けているものが、数多くあり、それらは「スーパー・ヴィーノ・ダ・ターヴォラ」と呼ばれ、世界中のワイン好き達を魅了している。

私は常々、日本酒の世界で純米酒だからこういう内容でいくら、吟醸酒だからこういう内容でいくらという慣習の元に値付けや等級付けが行われ続けていることに疑問を持っていた。
つまりは普通酒でも本醸造でもそれだけの手間とコストを掛け、たとえ価格が高くとも品質で飲み手を納得させるお酒があっても良いのではないかと思っていたのだ。

品質や苦労、コストから考えると今回の「鍋島」は安いというか安すぎる。

これは「鍋島」を多くの人に飲んでいただきたいという飯盛さんならではの考えだと思うが、日本最初の「スーパー・ヴィーノ・ダ・ターヴォラ」として日本酒に新たな風を巻き起こすことを期待したい。

ちなみに「鍋島本丸」という名前でも今回はリリースされているが、「本丸」と付くのは九州限定ラベルであり、本州ラベルは「鍋島」という酒名でリリースしています。

700本のみの限定生産で、当店には12本のみの入荷ですので、ご購入はお早めに!

「鍋島」販売ページ:http://yamazakiya.biz/nabeshima.html

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あなたは日本のワインを飲んだことがありますか?~その弐

昨日までの続きで先日のシャトー・メルシャンのワインメーカー、安蔵弘光氏のセミナーを御紹介いたします。

P1010253 安蔵氏は5年間、シャトーメルシャン勝沼ワイナリーで経験を積んだ後、2001年~2005年までメルシャンがフランス・ボルドーに所有するシャトー・レイソンに赴任。

レイソンでは今まで日本では体験することのできなかったワイン造りの本質を体験し、更にはシャトー・レイソンを世界的な評価を得るまでに成長させることに大きな貢献をしました。

その大きな経験を生かし現在はシャトーメルシャンの中核として勝沼ワイナリーの更なる品質向上に貢献しています。

今回のセミナーは品質向上を続けるシャトーメルシャンが世界最大で現在のワイン市場を動かしている中核のワイン誌「ワインスペクテーター」が2年に一度開催している「ニューヨーク・ワイン・エクスペリエンス2007」に8連続招待を受けたことを記念して開かれました。

「ニューヨーク・ワイン・エクスペリエンス2007」は3日間に渡り、様々なイベントが開催されるのですが、ハイライトとなるのが世界の最高峰ワインを集めたグランド・テイスティング。

このテイスティングは参加費が250ドルもするのにも関わらず毎年、前売りで完売。

招待されるワイナリーはボルドー5大シャトー、ブルゴーニュからはルイ・ジャド、ルイ・ラトゥール、ジョセフ・ドルーアンなどの巨匠達。

イタリアからはガヤ、アンティノリ、サシカイア、オルネライア、アマ、マッセート、トゥア・リタなど最上の生産者。

スペインはヴェガ・シシリア、アリオン、カリフォルニア&オーストラリアからもハーランやペンフォールズを始めそうそうたる顔ぶれ。

まさにこれ以上ない贅沢なテイスティングパーティーなのです。

その中でアジア唯一招待されているのがシャトーメルシャンが誇るフラッグシップワイン「桔梗ヶ原メルロー・シグナチュアー」です。

こういった世界最高峰のワインと方を並べる「日本のワイン」はそのようなものか?

そういった期待が今回の参加へ至りました。

セミナーは山梨県と長野県の大まかな産地のテロワールの説明やフレンチオークの産地や特性の話。近年のシャトー・レイソンの高い評価へ至るまでの畑や設備の改革まで、かなり参考になる話ばかり。

こういった内容は安蔵光弘氏著『等身大のボルドーワイン』を読むと更に細かく把握できると思いますので、ここでは割愛します。

この本は安蔵氏がレイソンで過ごしたまさに等身大のワイン造りを本の中から伺え、私達、プロでもなかなか築かない視点で描かれており非常に参考になり、おもしろいのでおすすめです。

私が今回のセミナーで最も興味を持ったのは長野県と福島県のシャルドネについて。

シャトーメルシャンでは長野県と福島県を中心にシャルドネを栽培していますが、このテロワールの違いが非常におもしろい。

長野県では北信地区に千曲川を挟んで豊野と須坂・高山がシャルドネの産地。

右岸の須坂・高山地区は砂利質の扇状地、できるワインは非常にエレガントな仕上がりとなります。
左岸の豊野地区は粘土質の堆積地でボリューム感と厚みのある仕上がりとなります。

北信地区のシャルドネは毎年、右岸左岸の葡萄の状態を見てバランス良くブレンドされるのが特徴。

対して福島県の新鶴地区で栽培される葡萄はトロピカルな香りに溢れた芳醇なシャルドネが生まれます。

この地は北信に比べると葡萄栽培には厳しい環境の土地なのですが、新鶴の生産者は北信に負けたくないと10年ほど前に畑に雨よけの設置をさせてもらえないかと申し出た。

フランスなどでは人工的に雨よけをつけることは自然のテロワールを人為的に変えることになりその土地の個性をなくしてしまうためにこういった事を行った場合にはその土地のワインとして認定されない。

これには様々な論議がなされているが、しかしここはワイン法の整備されていない日本。

確かに「テロワールをそのまま表現する」という観点からはズレるのかも知れないが、世界の名醸地に比べて日本はワイン用葡萄にとってはかなり厳しい気候であり、結果、良質なワインができるのであれば良いのではないかと考えます。

第一、世界的にはワインの方向性が画一化に向かっており、土壌の改良を行うなどすでにテロワールの個性は消えつつある部分が多く見え、世界的には「テロワール重視」と「ワインの品質重視」と二極分化されているように感じます。

そういった現代に置いて、日本国内でもどちらの選択をしても結果的に素晴らしいものができれば良いのではないでしょうか?

それでも日本の生産者達は「テロワール重視」の生産者達だと私は信じています。

この北信と新鶴のシャルドネを比べるとそれぞれに個性が発揮され、テロワールの違いがハッキリとわかりますし、日本のシャルドネも世界のシャルドネに渡り合える品質になったと嬉しくなってきます。

こういった素晴らしい取り組みをしている生産者が日本にもいることを是非、皆さんにも知って欲しい。

ちなみに「ニューヨーク・ワイン・エクスペリエンス2007」に出展される「桔梗ヶ原メルロー・シグナチュアー2002」は本当に驚きの味わいだった。

これならボルドーのトップシャトーに十分対抗できる味わいだと確信したし、何よりも驚いたのはその個性。

かつて桔梗ヶ原メルローを口にしたときに感じたのは私の経験も少なかったからかもしれないが、すごい濃さで日本のワインと思えない出来だったが、同時にその凝縮感や濃さという物が不自然に感じられ、これが日本のワインだと言われても違和感だけが残った記憶がある。

それに対し、今回飲んだ「桔梗ヶ原メルロー・シグナチュアー2002」はしっかりと日本のメルローの個性がある。

私見だが、日本のメルローはボルドーのものと明らかに個性が違うように思え、香りの質などはむしろカベルネソーヴィニヨンを思い起こさせ、このワインもボルドーで考えるならば、右岸のワインというよりも左岸、特にサンジュリアンのような個性を感じさせた。

この不思議な感覚のおもしろさは日本のメルローならではのもの。

今回はその個性が非常に美味しく興味深い物に感じられ、昔に感じたような違和感のある濃さや凝縮感などは感じられず、エレガントで非常に良いバランスで仕上がっていた。

そしてついつい試飲といいつつもこのワインだけはグラス一杯を満喫して陶酔してしまいました。

高価なワインのためなかなか口にすることは難しいが、皆さんにもこういったワインが日本にもあることを是非、知っていただきたい。

これからも応援します!日本のワイン

追伸:先程、安蔵氏からメールをいただきました。私は大手、大手と言いながらもシャトーメルシャン勝沼ワイナリーのスタッフはわずか15人程度とのこと。
ワイナリーを訪れるとその大きさからそんな少人数で運営しているとは考えもしていなかったです。
そういった規模だからこそこれからはお客様と顔の見えるワイン造りをしていきたいとのことです。
私もイメージに惑わされていたようですね。スイマセン。

P1010255 ※安蔵光弘氏と一緒に

P1010256 ※著書にちゃっかりサインもいただきました。

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あなたは日本のワインを飲んだことがありますか?~その壱

今週は勝沼を訪問したこともあり国産ワインについてのお話しが続いておりますが、昨日は国際的に日本最高の評価を受けておりますシャトーメルシャンの醸造家、安蔵光弘氏のセミナーを受けてきましたので引き続き国産ワインのお話し。

セミナーの内容の前にちょっと国産ワインに関する私見を書きます。

このブログを御覧の皆様の中で「国産ワイン」を飲んだことがある方はどれほどいるのでしょうか?

飲んだことがある方はかなりいらっしゃると思いますが、日常的に飲まれている方はかなり少ないかと思いますが、いかがでしょうか?

皆さんは国産ワインを口にしたときの印象はどのようにお持ちでしょうか?

ほとんどの方があまり印象を持っていないと思います。

何故でしょう?

日本では欧米のように「ワイン法」というものが確立されておらず、「酒税法」に基づいているのですが、それによると原料がたとえ100%輸入の葡萄ジュースであっても日本で発酵し、ボトリングすれば『国産ワイン』として販売できることになっています。

最近はラベルに「輸入ジュース○○%使用、国産葡萄○○%使用」と表示義務ができましたが、かつては消費者は知る術もなく、現在でさえ表示をせずにいかにも地元の葡萄を100%使用した「国産ワイン」かのように販売を続けているところもあります。

どうしてこういったことが行われてきたかは、農業的にも色々と問題があり、様々な要因から生まれた方法ですが、こういったワインと呼ぶには抵抗のある飲み物が消費者の口に入り、「やっぱり日本のワインは美味しくない」と言われる要因となってしまったことは否めません。

こういった根源を作ったのは清酒の業界と同じく大手メーカーの力が強いと個人的には考えています。

大手企業は莫大な売り上げと利益を追求しなければないませんし、経済的には義務とも言えます。

ワインの世界で言えば安価な濃縮ジュースを南米などより輸入し、糖類を添加し発酵させたワインは安価で販売できながらも作業コストも少なく利幅も多い。
だからドンドンと作りドンドンと売っていく。

これが日本のワインの歴史発展を大きく遅らせていった要因だと考えます。

しかしながら大手メーカーというのは資金があり、設備投資も十分にできますので、その分、技術も向上し、『技術』という面では常にトップにあるものです。

こういった大手メーカーの技術向上により小さなワイナリー達も大手からワイン造りを学び技術を向上させていき日本産ワインの水準を上げていったのも事実です。

ワイン造りは非常に莫大な資金が掛かる物で、しかも天候などの自然現象に大きく左右され、年によっては一房も葡萄のみが実らない年さえあります。

こういったことから資金づくりに高利益商品を作り販売することは理解することができますが、消費者に事実を伝えていなかったことがイメージを悪くしてしまいました。

そういった大手メーカーの一つ、メルシャンはシャトーメルシャンというワイナリーを所有し、世界的コンクールで金賞に輝くなど非常に高品質なワインを造っており、世界的なワイン評論家達には日本の最高峰はシャトーメルシャンであると認識しています。

しかしながら、一般消費者にはそういった素晴らしい実績は全くといってもいいほど伝わっていないのが事実。

メルシャンといえばスーパーでの安売りワインのイメージどころか最近ではチューハイなどのイメージが強くなっているとの話も聞きます。

シャトーメルシャンではこういった現状を認識、脱却し、世界に誇れる「日本のワイン」を日本の方々に飲んで欲しいとの思いから大幅にその方向性を変えています。

これからは輸入濃縮還元ジュースのワインは極力減らし、国産葡萄を使用したミドルレンジのワインに更なる力を注入し、消費者の方々に国産ワインの本当の美味しさを知っていただこうという物で、上級ワインに関しても世界レベルに対抗できる品質を目指しいくものです。

現実、昨日のセミナー及び展示会でシャトーメルシャンのワインを試飲したところ私が抱いているイメージを見事、覆してくれました。

ちょっと前置きが長くなってしまったので今日はこの辺で、シャトーメルシャンの醸造家、安蔵光弘氏のセミナーにつきましては次回、お伝えいたします。

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イタリア人がパスタのボイコット運動、値上げに抗議

やっぱりイタリア人はやることが違いますね。

YAHOOニュース記事:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070914-00000848-reu-ent

イタリアでは小麦粉の価格高騰に反発してパスタの不買運動が広がっているそうです。

当店ではイタリアンとパン&ケーキの店を経営しているので