スペインワインの新星がご来店!
一昨日はスペインの新星として一気にトップクラスワイナリーの仲間入りを果たしているラ・マンチャの”Dehesa del Carrizal デエサ・デル・カリサル”というワイナリーが来日し、セミナーを開くということで月島にある「スペインクラブ」さんに行って参りました。
ラ・マンチャには最近できた「D.Oパゴ」という新しいワイン格付けがあるのですが、この格付けは特殊な物で、単一の葡萄園そのものの特別な個性に対し認証される物で、このワイナリーの場合は「D.O デエサ・デル・カリサル」という形でワイナリーの名前自体が格付けとして認証されています。
ロマネコンティなどのようにブルゴーニュでいう「モノポール」ですね。
この「D.Oパゴ」という呼称認定の審査や規定は非常に厳しいらしく、2003年から執行されてから、「D.O デエサ・デル・カリサル」が認定された2006年3月までで、現在、4つのワイナリーしか認められていません。
この制度はフランスのボルドーの個々のシャトーに対する評価のイメージで、導入されたとのことで、「D.O パゴ」の場合は「D.O及びD.O.C」格付けの上に位置する「トップクオリティのワイン」という意味で制定されたとのことです。
このワイナリーは約20年前に創設されたボデガなのですが、10年間はまだこの地では珍しかったカベルネソーヴィニヨンのみを栽培し、97年からはシラー、メルロー、シャルドネを栽培し、現在ではプティ・ヴェルドとヴィオニエを栽培。
そうですこのワイナリーは若干のテンプラニーニョはあるもののスペインでは珍しく外来品種ばかりが植えられているのです。
その理由にはオーナーが世界中を旅し、様々なワインを飲んで好きなのがこういった品種であったこともあるのですが、「D.O パゴ」に認証されるほど特異な気候のこの土地にあった葡萄品種がスペインの品種よりも外来品種であったことに由来します。
現在は4種類の赤ワインと1種類の白ワインを造っているのですが、同じく「D.O パゴ」を所有するマルケス・デ・グリニョンで長年、醸造に従事し、かのミッシェル・ローランの右腕として技術を学んだエノロゴ、イグナシオ・ミフエル氏 Igunasio Miguelの力もあり、全てのワインにおいて最高評価を受けており、中でもカベルネソーヴィニヨンとシラーにおいてはゴールデンガイドの「優れたスペインワイン500」で共に銀賞に輝いています。
そんな大注目のワイナリーが、永福町に妙な酒屋と焼肉屋なのにワインにこだわっているお店があるということで、セミナーの翌日にやって参りました!
実はこのワイナリーのワインは今月より日本へ初上陸したばかりなのですが、当店お隣の「やきにく家 房(ばん)」では先日、お知らせしたスペインフェアで、すでに取り扱っていただいているのです。
と、まずは当店、「酒と自然食品の店 ヤマザキヤ」の見学。
最初は一階の「薪窯焼きパンとイタリア伝統菓子の店 ラ・ファリネッラ」を見ていただいたのですが、「本当にイタリアにいるみたい。まさにヨーロッパの空気ね」とお褒めのお言葉。
「でも、ここにはスペインのものはないの?」
「スイマセン。ラ・ファリネッラはイタリアにこだわっているので・・・。でも、今は限定でイベリコ・レセボの生ハムを切り売りしてるし、ヤマザキヤにはスペインのオリーブオイルもありますよ!」
「それは素晴らしい!」
さて、地下のヤマザキヤへ
妙な雰囲気のショップなのでちょっとテンション上がっているみたい。
やはり興味があるのはワイン棚。
スペインワインコーナーに興味があるのはもちろんなのですが、特に興味深く話を聞いてきたのが、日本のワイン。
日本ワインの現状と問題点、そしてヨーロッパ品種の飛躍的な品質向上等の話をすると今すぐにでもワイナリーに見学に行きたいようでした。
ちょっと一息、ラ・ファリネッラでお茶を飲みながらワインの日本市場のお話しを色々とさせていただいてからお次はお隣の焼肉屋さん「房(ばん)」さんに移動。
とここまででちょっとワインセミナーに出かける時間になってしまいました。
続きは後ほど
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