当店の方は晴れてきましたが、やっぱりこのジメジメは不快ですね。
店の中では温度湿度をコントロールしているので良いですが、自宅はジットジト・・・
いかにも梅雨といった不快さです。
先日、この不快さも足下に及ばない最低なニュースが入ってきましたね。
それはもう皆さんご存じ「中国段ボールまん事件」
肉まんの具が段ボールだったという最低な物です。
日本ではミートホープ社が大問題ですが、そんなもんじゃないですねこれは・・・
目先の金のことしか考えていない最低な奴らだと思いますよ本当に・・・
私は中国はまだ行ったことがないのですが、アジアが好きでよく行きます。
アジアに行ったときには何事も経験と結構怪しい食べ物を口にしてみるのですが(私はお腹が弱いので結構な確率で当たります・・・)、こういったニュースが流れてしまうと何だか怖くなってしまいますね・・・ちょっと寂しいです。
中国産は農薬問題等で前々から危険視されていますが、こういったことが平然と行われているとなると、いくら安全と言われてもちょっと気持ち悪いですよね。
中国は行ってみたいところですが、一気に行きたくない国になってしまいました。
中国本土ではこういった問題に取り組み、真剣に安全な食品づくりなどに取り組んでいる方々や心の綺麗な方々も多くいらっしゃることはわかっていても、こういった一部の最低最悪な人間達によって全体の信頼もイメージも悪くなってしまう。
こういったことが一番悲しいことですよね。
なんでこういった事が起きてしまうのでしょうか?
当然の事ながら「金儲け」のためだけに人道を外れた最低最悪な人達が最も悪いのですが、こういった状況をつくりだしてしまった私達消費者にも問題が多いように思います。
私は消費者でありながら小売の人間ですので、お叱りを受けそうですが、この事だけは絶対に書きたい。
ミートホープの社長が弁明の中でも話しており、ニュースでも多く取り上げられていましたが、「安い物を欲しがる消費者が悪い」という事を言っていました。
消費者の立場からすれば「安い」ものを欲するのは当たり前ですよね。
でも、現在の市場ではあまりにも「価格追求」が行き過ぎているのかと思います。
ニュースの特集などでも「激安」「食べ放題」等々、安売り特集を見かけますが、こういった「安いことこそ最善」といった風潮が生産者を追いつめているのは事実であり、消費者が現実不可能な価格を求めてしまっていることが当たり前となってしまっています。
安い物には必ず安い理由があります。
私はまわりの知人達、特に小さな子供を持つ友達などには「食品の裏側(安部司著)ベクトル印刷出版」という本を読むように薦めています。
この本では添加物の問題を深く、分かり易く取り上げており「なぜ安い物は安いのか」をそれぞれの食品を例に取り上げています。
この本はベストセラーになったのでどこの本屋さんでも置いてありますので、まだお読みになっていない方は一度、お読みになるのをオススメいたします。
これを読むと食べられるものないジャンって思っちゃいますけどね。
この本の著者、安部司氏が雑誌の中で分かり易いことを言っていました。
「出来合いの食品は原料に近いほど安全である」
つまりはトンカツを例にした場合、まずは「トンカツ用の肉」、次は「衣付き」、最後に「すでに揚げてある物」という風に段階別に店頭に並んでいますよね。
この段階を踏む毎に添加物の量は信じられないほどの数が使われているというのです。
すでに衣が付いていればその衣が悪くならないように、また揚げたときにカラッと揚がるように添加物が使用されています。
そしてすでに揚げられた完成品は脂が酸化しないように酸化防止剤、カラッとした衣を保つための薬、肉の柔らかさを保つための薬など様々な添加物が加えられていきます。
冷凍食品などは最たる例で解凍してそのまま食べられるものなどは添加物の宝庫です。
つまりは原料から自分で作るということが最も安全なのですが、ミートホープの様な会社があると何を信じて良いかわかりませんね。
この「肉」というものは最も加工しやすく、消費者を誤魔化しやすい物だと言われています。
例えばハンバーガーですが、現在の街中では「100%ビーフ使用」一個80円とか100円とかで当たり前に売られているのですが、本当にこんな価格で作れるのでしょうか?
だってよく考えてください。
スーパーやお肉屋さんなどで牛肉っていくらぐらいで売られています?
結構高くないですか?数枚のスライスで980円とかね。
こういった価格がハンバーガーの元となる牛肉の値段なのになんであんなに安く作れるのでしょうかね?
トンカツのことが書いてあった雑誌にはこんな風に説明されていました。
現在、ハンバーガーに使用されている牛肉はほとんどがオーストラリア産なのですが、使用されている肉というのはすでに乳のでなくなってしまった牛が使用され、それらの肉はそのままでは固くて食べられないために大量の添加物の力により食べやすく加工され、更には骨粉や別の加工品の副産物となった肉などが混ぜ込まれています。
私はスーパーに勤務していたことがあるので、お肉屋さんや惣菜部門の方々からそういった現実を教えられてきました。
断っておきますが、私が働いていたスーパーは本当の美味しさを追求しており、通常よく行われる「ブロック肉が売れなかったらスライスして、売れなかったらミンチ、お次はコロッケ、最後に弁当に入れる」というようなことはせず、お弁当などはそのお弁当だけのために材料を仕入れ丁寧につくっていました。
こういった現実は消費者の皆様はもっと知るべきだと思います。
その上で「安い物」を選択するか「高くても安全・高品質」を選ぶべきかを決めるべきではないでしょうか?
そして生産者達は嘘をついてはいけません。
きっちりと原材料及び製造方法について細かく説明すべきです。
当たり前のことですが、作っている本人はもちろんのこと自分の子供達にも食べさせられるものを作ってください。
よく、大量生産の漬物屋さんなどが、「私達は作っている物は食べませんよ」と言いますが、これは「こんな薬漬けの漬け物なんて食べられるか」ということなのです。
つまり、彼等は自分たちで食べられないものを生産し、それでお金を儲けているわけです。
これは農家でもよくあることで、自家用と出荷用で畑を分け、自家用は無農薬、出荷用は農薬たっぷり、当然、出荷用は食べないということはよくある話です。
当然なのですが、これらのモラルを生産者には絶対に守って欲しい物です。
そうすれば「段ボールまん」は論外ですが、先日問題になった「牛肉コロッケ」について他の肉を使用していたことなどは「安い理由」として考慮して、美味しければよいと思います。但し、雨水の問題や劣化した原材料などを使用することは断じて許せることではないですが。
そして、添加物に対する問題もキッチリと原材料からの製造工程でどれほどの添加物が使用されているのかを知っていれば使い分けができると思います。
事実、私も冷凍食品やコンビニのお弁当などを食べることはよくあります。
取り続ければ体に良いとは思えませんが、時間が無い普段の生活にはとても便利な物です。
現代社会で生きていく以上、こういった食品と上手くつき合っていくのがコツではないかと考えています。
これが私の考え方
「品質というのは安い物は低く、高い物は高い」とは当たり前。
それを知った上で様々な物とつき合っていくのが現代のスタイル。